第2話 

 翔平は小説を3冊書いた。「神の子」「海辺の街」「ボッチの奇行」をブログの有料記事にはりつけた。

これを読もうとする人が続出した。皆がポチりだした。

 これが一大事になる。なんとパクリ疑惑が出た。

「こんな本を中学生がかけるわけがない」と購入したユーザーから文句が出てきた。


 「本を書いてないで、学校へいけ」という指摘もあった。


 いざこざはあったが、お金は稼げたので、よしと翔平は思った。中学生で稼げるなんて、今の世の中はいいなと思った。


テレビ出演の機会をもらい。テレビに出た。

「俺は自分で金を稼いだから、一週間マクドナルド生活をした。」と自慢した。


すると、共演者から

「調子にのってんじゃねえぞ。お母さんの料理をきちんと食べなさい。」と指摘された。


「すみません。」と素直に謝った。


「学校へは行かないのか」と聞かれ、

「自由時間がほしい。非効率なことばっかりで身になるようなことがない。自分で独学で勉強したほうがまし。」と回答。


「レールを外れる生き方をしてもよい。高校はいかずに高卒認定試験を受けて合格する。それで高卒資格を得る。」


「そこまで考えているのは偉いね。」


後日、これを記事にされた。


専門家からは、「きちんと学校へ通ったほうが社会性が身につく。」と指摘した。


 翔平は人間関係で躓くので、それを国や政府が考慮して、不登校の対策やケアの仕組みづくりをしてほしいもんだとブログに書いて投稿した。

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不登校、物書きを目指す レールから外れる生き方。 狼男 @shinshin4445

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