第354話鮎
鮎の旬は6月〜7月。
以前、4月に稚鮎を紹介したが、禁漁時期なので稚鮎は養殖だが、今の季節は解禁されて友釣りなどが楽しめる。
7月の鮎は若鮎と言って、骨まで美味しく食べられる。
以前、岐阜の旅館で鮎の刺し身を食べた。美味しかった。それを半分食べて、父に僕は腹一杯だからと言って、残りの鮎の刺し身をあげると、大変喜んで食べていた。
父も生きていたら、今は72歳だったのに。
食は歴史を思い出す事が多い。
過去の楽しい食事や、珍しい美味しい食材の思い出。
出来るなら、もう一度、首折れサバが食べたいと思うが、なかなか。
鮎は背越しなどがあるが、あれは寄生虫の問題で中々食べられない。
鮎旅行もした事がある。
鮎の食べ放題。
だが、一人で何匹も食べられるもんでは無いが、嫁さんは僕が病気成り立ての時、僕の元気が出そうな旅行を企画したものだ。
だが、今は離婚前。
世知辛い世の中になったもんです。
鮎には、悲しい思い出が詰まっています。
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