第341話びわ
読者諸君はびわをご存知であろう。
びわは6月旬というか、6月に熟れる。
今は、ハウス栽培で店頭では高級果実として並ぶが、僕は露地栽培のびわをちぎり食べていた。
カラスの餌食になる。
皮を向いたかぶりつくと、果汁がたっぷりで、夏の到来を感じるもんだった。
びわは中の種を蒔くと、発芽する。
九州の一部では、びわは自宅の庭に植えてはいけないないと言われてきた。
びわは、人間の悲鳴を聴いて育つものとされ、不吉とされた。
しかし、本来の理由は簡単。
びわが熟して、腐るとハエがたかるので、不衛生だから、植えない方が良い言う意味なのだ。
ヤマモモと一緒。
今の季節、びわはいかがかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます