第227話ジビエについて

この季節なれば、ジビエ料理。

僕は田舎者だから、鹿、イノシシ、野ウサギ、キジ、鴨など野獣や野鳥を食べてきた。

親類が狩りをするので、鳥獣駆除として11月の末から狩りが解禁される。

ジビエの醍醐味は野生の香りだ。

近場にジビエビストロがあるが、あんなんジビエじゃない。

友人と行ったが、友人はジビエなのにクセを完全に抜いているから、ジビエじゃない!と、憤慨していた。

僕ははなっから食べなかった。

見た目で分かるもの。


僕は高校生から鳥獣の肉が手に入ると、枝肉を捌いていた。

鹿なんか、直ぐに黒くなるから削いだ肉は塩水に浸けないといけない。


キジは刺し身が美味しい。地元の食文化では鶏を刺し身で食べる。それが、キジなら例えられないほど、美味しい。

野ウサギは、軽く火を通すと噛み切れないほど硬くなるので、グツグツ3時間ほど弱火で煮込む。

気持ち程度に、マンダリンの皮のみじん切りをいれると、野生の臭いと柑橘系の臭いがして美味しい。


イノシシは皮が分厚いが焼き肉にしたら脂が出て美味しくなる。

イノシシは意外と人気がある。

万人受けするジビエ料理は食べない事をオススメする。

そう言う点から言うと、田舎者ほど贅沢にジビエを楽しんでいる。

この先に、鹿とかイノシシはいつでも食べられるが、野ウサギやキジはなかなか食べられないだろう。

通販で売ってあるのは、中々だね。

皆さんは、思い出のジビエ料理ありますか?

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