砂肝は鶏の胃のことである。

鶏には、腺胃と筋胃の2つがある。

腺胃は主に鶏の食べたものに胃酸を混ぜる場所。

筋胃は、それをすり潰す役割をしている。

鶏は砂もエサと一緒に食べるので、胃ですり潰すしかないのである。

で、砂肝は筋胃の方である。

砂をすり潰す程の運動をしているため、砂肝はコリコリして美味しい。

筋肉の塊である砂肝は、刺し身でも美味しいがそれは、一部の地域でしか食べない方がよい。

鮮度が落ちると、鮮やかな赤から黄色の汁が出るようになる。

それは、焼いて食べなくては食中毒になる。

焼き鳥の砂肝は、覚めると固くなるので、熱い内にどうぞ。

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