第106話さつまいも

これから、冷えてくると石焼き芋が食べたくなる。

色んな料理で、活躍するさつまいもについて。

これは、もともと、琉球の芋だったので琉球芋が正しいのだが、琉球はこれを中国から伝わったので、鹿児島ではさつまいもの事を唐芋(からいも)と読んでいる。

からいもは、どんな土壌でも栽培できて、飢饉に備えて、米とからいもは栽培した。

それを、他の藩の役人が栽培方法を学んだので、よそではからいもをさつまいもと呼ぶようになったのだ。


石焼き〜いも、石焼き〜いも、九里よりうまい十三里。


と、言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?

九里は(栗)に掛けて、十三里は、江戸から十三里離れた川越がさつまいもの名産地だったから、九里よりうまい十三里となった。と言う説もある。

これは、意見が別れるだろう。


湯がいたからいもは、鯉釣りのエサになる。

さつまいもででっかな鯉を釣り上げたものだ。

もちろん、鯉は僕が捌いてこいこくに。

今日はレシピは書かないが、鹿児島のねったぼを食べたい。

ねったぼとは、餅に湯がいたからいもを混ぜてツキ、砂糖、きな粉で食べるおやつの事。

次、鹿児島に戻ったら色んな懐かしい食べ物を食してみたい。

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