第54話ミョウガ
この季節、ソーメンのツユに薬味としてミョウガの存在を有り難いと感じる。
夏ミョウガの旬は6〜8月
秋ミョウガの旬は8〜10月
今は夏ミョウガの旬。
ここで、ミョウガのエピソード。
ミョウガを食べ過ぎると、物忘れしたり馬鹿になると言われた事はありませんか?
それは、お釈迦さまの時代に遡る。
シュリハンドクという、物忘れのひどいお坊さんがいた。こんなだから、ほうき掃除しか出来なかった。
自分の名前も忘れて仕舞う。そこで、自分の名前を書いた板を首にぶら下げて、いつもの掃除していた。そして、シュリハンドクはほうき掃除で心の修行をして、自分の愚かさを知った。お釈迦さまは、彼に自分が愚かだと思う心に気付くのは、修行の成果として偉いお坊さんになる。「ほうきのハンドク」とよばれた。だから、ミョウガは「茗荷」と書く。名前を背負うと書くのだ。
そして、シュリハンドクが亡くなり、埋めた土の上から芽吹いたのがミョウガ。
だから、ミョウガを食べ過ぎると馬鹿になると言う迷信が生まれたのだ。
ナスとミョウガのナムル
ナス3本
ミョウガ2本
★おろしニンニク小4分の1
★めんつゆ大1
★ゴマ油小2
★いりごま(白)小1
★塩ひとつまみ
ナスのヘタを切り1本ずつラップにくるみ、レンジ4分。
ラップのまま、冷水に浸け粗熱を取る。
ナスは縦に4等分に切り、半分の長さに切る。
ミョウガは千切り。
それに、★を混ぜて皿に盛る。
ビールのおつまみにいかがでしょうか?
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