第25話夏野菜その2 キュウリ

キュウリと言えば、今は一年中食べられるので忘れそうだが、畑に棚を作り5月下旬頃から苗を植え付け、だいたい1.5mの高さで本芽を切り、脇芽で広げて行けば、結構収穫できる。

べと病が発生しやすく、高温多湿の状態では罹患する可能性が高いので、黄色い斑点が出来た葉っぱは取り除き焼却する。

べと病には、アリエッティー水和剤が効果的。ま、園芸コーナーでべと病対策の農薬を探されてはいかがだろか?

無農薬って、ホントに難しいので、低農薬で育てるのが一番楽だ。

さて、キュウリ料理を1つ紹介。

宮崎県のソウルフードと言っていいのかわからないが、冷や汁。

これは、単なる味噌汁の冷たいものではない。

本格的につくるのであれば、すりばちに、頭と腹を取り除いた煮干しをフライパンで炒め、ゴマも軽く炒る。

そして、白味噌をすり鉢に入れ炒めた煮干し、ゴマを投入してすり潰し、味噌をすり鉢の全体に広げたら、炭火の上にすり鉢をひっくり返して味噌を焼く。

焦げ目がついたら、潰した豆腐、小口切りにしたキュウリ、大葉、ミョウガのみじん切りをまぜ、そこに、お湯を入れ、混ぜて、氷を入れて冷やし麦飯にぶっかけて食す。

これは、夏に重労働する人達の栄養食であったのだ。

キュウリがコリコリした感触で、実に旨い。

僕は宮崎の青島で、食べたが旨かった。

単なる、冷たい味噌汁のイメージであったが、味は全然違う。煮干しではなく、鯛で作る豪華版もある。

興味のある方は、検索してみてはいかがだろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る