第8話芋焼酎

今回のテーマは芋焼酎。

芋焼酎の原料は黄金千貫こがねせんがんというサツマイモの品種だが、鹿児島で黒豚が有名でよく豚のエサの原料にもなっている。

一時期、芋焼酎ブームで原料の黄金千貫が足りず、豚用の黄金千貫を10万トン焼酎つくりに回したことがあった。

芋焼酎は、年寄りは一年中、お湯割り。

お湯割りは、香りが広がり一番、芋焼酎を味わえる飲み方であろう。

しかし、近年は水割りで飲むファンも多くなってきた。

香りは押さえ目で、ごくごく飲んでしまう。

ロック、ストレートは、鹿児島ではよほど良い芋焼酎じゃなければ飲まれない。

それが、森伊蔵ならば美味しいに決まっている。

鹿児島と宮崎では一部の地域で、鶏肉の刺身が出回る。

ボイルでも、炙ってもいない、生の鶏肉を食べる。

これを、ラー油と塩で食べれば最高の芋焼酎のお供だ。

僕は、醤油とすり下ろした、ニンニクで食すのが好きだ。

地元の鶏肉店がうちと親戚関係にあるので、年末は優先的に着払いで送ってもらえる。

芋焼酎はクセが強いので、それに負けないくらいの、ツマミが良いだろう。

ま、好き好みがあるので芋焼酎を飲む際は、何をツマミに飲むのかは、あなた次第である。

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