犬の骨 33
90年代末頃、中国のある町の薬局で奇妙な出来事があった。
その薬局は主人がひとりで切り盛りしていたのだが、ある時急死してしまった。
遺族は葬儀の準備で忙しく、薬局を閉める事を忘れていた。
主人が亡くなって二日後に遺族が薬局を閉めたが、その前日、つまり主人が亡くなった次の日に薬局で買い物をした人が何人もいた。
彼らは皆「主人が対応してくれた」と言い、数人は領収書すら持っていた。
この出来事は当時地元の新聞で小さな記事で取り上げられたらしいが、真相は不明だ。
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