第2話
死んだらあの世へ行く。そう思っていた俺に奇跡が訪れた。
あっけない人生だったと思っていた俺に希望が現れたのだ。
異世界転生。
ゲームとか本とかで見たことがあるやつだったが、実際にあるのだなと目の前にいる神の存在で思い知る。
神は絶望しても挫けぬ心に感服し、新しい世界への切符を用意したと俺に説明した。
もしかして、今までいた世界はその新しい世界に向かう者を選抜するためのものだったのだろうか。そんなことなら、あんな思いをしたくはなかった。
しかし、この言い草はその「新しい世界」とは今まで以上に過酷な世界なのではないか?
脳裏に不安が過ぎるが、もう遅かった。俺の意思は関係なく、その世界への扉に引きずり込まれていったのだった。
そして、新しい世界で目が覚めたその場所は……人間とモンスターたちが争う合戦場だったのである。
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