三納物語、ステマ疑惑と引退宣言について その1
タイトルの通り、今回は三納物語のステマ疑惑と、来年8月31日に引退宣言をした件について考察していきたいと思う。
ステマ疑惑に関してはだいぶ前に書くつもりだったのだが、それを温めて温めすぎてネタが腐ろうとしている直前に(?)、今度は驚きの引退宣言だったというわけだ。
まあせっかくなので引退宣言の話に入る前に、その腐ったネタ(?)についても一応触れておこう。
それは、『1週間無一文からスキマバイトで稼いだ手取りだけでホームレス生活してみた』という、一見チャレンジ系の企画動画だったのだが、冒頭に明らかに違和感ありまくりんぐのスキマバイトのCMが挿入され、案件の宣伝動画であるにも関わらず動画内にPRが付いておらず、これはステマ(宣伝なのに宣伝でないかのように見せかけたステルスマーケティング)ではないかと、コメント欄で批判されまくっていたのである。
この一件に関する筆者の感想としては、ファンの方々にあれだけ喧嘩を売っておいて、それでも見放さずについてきてくれていた今の視聴者に対してすら、悪評の多い企業の宣伝をステマで刷り込もうとするのかと、これは視聴者に対する裏切りではないかと感じたし、ハッキリいって幻滅した。
お金を貰って案件を受けるのは自由かもしれないが、それならそれでハッキリとこれは案件ですと言えばいいし、わざわざステマ風のチャレンジ系動画に仕立てる必要はないだろう。あれだけ喧嘩を売ったにも関わらず、なおもついてきてくれたファンの方々に対して、もっと誠実さを持てと感じた。
また、以前の金の匂いがプンプンする胡散臭い案件などもそうだったが、案件が来たからとなんでもかんでも飛びつくのではなく、もっとどのような相手なのかを調べてから決断する慎重さは必要だろう。
これでは自分の信用を切り売りして、自分で自分の評判を落としているだけ、そして裏切ってしまった方々は二度と戻ってはこないということを、胡散臭い案件を受ける前に気付かなければならない。
真に大事にしなければならなかったのは、お金を恵んでくれる人や案件を投げてくれる人ではなく、応援してくれるファンや視聴者、自分自身の人としての信用の方ではないか。
気付かなかったからここまで悲惨なオワコン状態になっているとしか思えないし、視聴者に対して誠実に、ファンの方々を大事にしていれば、どのみち再生数は落ちていたとはいえ、ここまで極端な落ち込みぶりはなかっただろうと残念でならない。
また、悪評の多いこのような案件に関しては、ヒカキンなど上の層には受けてもらえないからこそ、現状の三納のような、仕事を選びづらい落ち目のユーチューバーに降りてくるのではないかとも感じた。
要はお金にしろ再生数にしろ色々と余裕がないからこそ変な案件でも飛びついてしまうわけであって、全盛期の数十万数百万再生連発の頃であれば受けない余裕、俺か、俺以外か(?)、むしろこちら側が選んでやんよぐらいの勢いがあっただろうから、かつての超人気ユーチューバーでも落ち目になるとこうなってしまうのかと、人生の悲哀というものを感じずにはいられなかった。
企業側に対しても言いたいのは、しょうもないユーチューバーにお金を払って案件など頼んでも、広告効果などあるどころかむしろ逆効果であり、何故かというとテレビと違ってYouTubeではコメントを打てるため、コメント欄の悪評を見た視聴者に『ここはそういう企業なんだ』と逆に敬遠されるリスクを孕んでおり、魅力を宣伝するどころか逆に悪評を宣伝してしまっていることに、何故気付かないのか不思議でしょうがない。(コメント欄を『言論統制』している場合は別であるが、そのようなことをしているユーチューバーはそもそも信用に値しないため、これも分かる人には分かってしまうだろう)
ステマ疑惑に関しては大体このようなところで、次回その2では引退宣言について考察していきます。
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