衝撃!!三納物語、ユーチューブ引退!!

衝撃の一報が飛び込んできた。(まあ、飛び込んできたも何も自分でチャンネルを見に行って知ったのだが。三納は筆者が登録している数少ないユーチューバーの一人であるため、動画が更新されたら勝手に通知が入ってくるのである)


ライバルズサ終の一件といい、先日から衝撃衝撃ばっかり言っているような気もするし、そんなに言いたいのなら『衝撃!!なんでもランキング!!』に改名すればいいのにと自分でも思うが、実際に衝撃を受けてしまったものだからしょうがない、それくらい筆者にとっては衝撃的な出来事だったのだ。あと、改名は絶対にしない。(?)


ていうか、はよ本題入れや!!


……と、自分でも思う。(??)


では、筆者が何にそれほど衝撃を受けたかというと、それはタイトルにもあるように、筆者がキレ夫氏に次いで高く評価していたユーチューバー、『三納物語』の引退発表だった。


『みんなさようなら』と題された直近の動画で、三納物語はユーチューブとの決別(というか、ユーチューブならまだいいものの人生とも決別する勢いで)を発表したのである。


発表といっても、動画内で大々的に、というのではなく、動画そのものはあたかもこれまでの思い出を振り返るかのような内容で、引退に関する内容は、概要欄に引退を決意するまでの経緯がつらつらと書き綴られていたという形式だった。(最初、動画を観ただけでは引退とは思わなかった筆者であるが、コメントを見て概要欄に書いてあるよ~というのを知り、見てみたらそのようなことが書いてあった訳だ。しかし、三納への感謝や励ましのコメントの数々を見ていると、『山納物語』だったり『山王物語』だったりと、スラムダンクの『山王工業』のスピンオフ作品じゃあるまいし(それはそれで面白そうだがwww)、名前の書き間違いがあまりに多すぎる。三納へ感謝する、励ますなら励ますで、せめて名前を間違えないでほしいとは本人も思うところだろう。世の中には絶対に外してはいけないポイントというものが存在しており、そこを外してしまうと、折角の素晴らしい応援コメントも台無しになってしまうのである)


前回の動画から三ヶ月ほど更新がなく、更にツイッターなどのSNSのアカウントも全て消去されてしまったというから、前々から嫌な予感はしていたのだが、やはりこの日が来てしまったかという印象である。


……と、この解説を書いている正に丁度その時に、今テレビで『サイゼリヤ』の決算が黒字というニュースやっててクソワロタwwwww(?)


『三納=サイゼリヤ』といってもいいくらい、三納物語の歴史とサイゼリヤは切っても切り離せない関係だが、三納、良かったな、サイゼリヤ業績好調みたいだぞ。(泣)(たまたまニュースが入ってきたから書いただけで、本来はこの2文は予定になかった)


本題に戻ろう。


三納が何故ユーチューブを引退する決意を固めたのかというと、それは主に自身の精神の疲弊によるものだと思われるが、三納は繊細であまりに心が優しすぎるため、嘘や欺瞞が平然とまかり通るこの世の中では、人一倍傷ついてしまうのだろう。


筆者がそう思うのは、それは、リスナーの中学生の女の子をホテルに連れ込もうとした外国人に、自身の危険を省みず猛然と抗議したり、西成のホームレスのおっちゃんらに缶コーヒーを配ったり、何でも願いを叶えるジーニーになっておにぎりを配ったりと、動画ではあるものの三納のこれまでを見てきて、心が本当にめちゃくちゃ優しいのが分かったからである。


いくら動画とはいえ、そういった人間の心根というものは偽ること難しく、画面に出てしまうものなのだ。


今回の解説を書くにあたり、三納の過去動画を見返していると、『24時間カウンセラー生活』という動画に初めて出逢った。


以前解説した時はまだ観ていなかったのだが、自身の『尿』とリンゴジュースを『8対2』で混ぜて飲む(しかも尿側が8wwwせめてそこはリンゴ側を8にしてやれwww)など、本当におバカ過ぎる内容(褒め言葉)で、『尿ジュース』を2度目に飲んでえづきながら、「あかん、下の方リンゴジュースないわ」のコメントには腹を抱えて笑った。(よく混ざってなかったwwwww)


これは確かにお下品ではあるが面白い、悪ふざけが嫌いな方や、食事中の方にはけしてオススメはできないが、動画に汚さと面白さを求める方には目茶苦茶オススメだと言えるだろう。


ただ面白いだけならば、今回の解説の趣旨から鑑みて、殊更この動画をご紹介しようとは思わなかったのだが、筆者は今回これをどうしても書いておく必要があると思った。


たしかにこの動画、後半まではこの上ない悪ふざけが続くのだが、完結編の『イジメられっ子に向けたメッセージ』、これが本当に良いことを言っているのである。(三納自身がイジメられっ子だったと知っているため、尚更胸に響いた)


この『過去の三納からのメッセージ』を、『今の苦しんでいる三納自身』に見てほしいと、筆者は思ったのだ。


筆者は以前、『三納物語』とは三納貴弘がこれまで歩んできた、『人生そのもの』なのではないかと書いた。


たしかに、これでユーチューバーとして、ユーチューブでの『三納物語』は終わってしまったのかもしれないが、『人間・三納貴弘の物語』はけして終わらせないでほしい。


三納はこれまで多くの人を、その身体を張った笑いで救ってきた。


それは他の誰にも出来ない、『三納貴弘』という人間にしか出来なかったことだ。


自分自身が傷つくことで、他の誰かを救ってきたんだ。


他に何もいらない。


ただ、生きてほしい。


以前書いたその気持ちは、今も変わっていない。


そして、今までたくさんの素晴らしい動画を、本当にありがとう。


今はこの言葉しかない。


三納くん、君はどんなユーチューバーよりも、1番ユーチューバーらしいユーチューバーだったぞ。(泣)


最後に、一つだけ訂正しておきたいと思うことがある。


引退を知ってこれまでの動画を見返すに、以前筆者がつけたAランクの評価はあまりに厳しすぎたかもしれないと思い至った。


勿論、まだ発展途上、まだまだ上を目指せる、目指してほしいとの期待を込めた評価でもあったのだが、どいつもこいつも金目当てのクズ揃いのユーチューブ界に於いて、三納は数少ない『作品』にこだわりを持ったクリエイターだった。


金さえ儲かれば、再生数さえ取れれば別にしょうもない動画でも良いではなく、陶芸家が気に入らなければ作品をすぐにその場で叩き割るのと同じように(陶芸家はその作品が『この世に存在している』のが気に入らない)、『自分の中の高いハードルを超えられたかどうか』を作品作りの指針にしている、そういう職人、志の高いやつが筆者は好きだ。(と、書いてて今気付いたが、三納はひょっとして前述の陶芸家のように、完璧主義すぎて作品(自分)がこの世に存在しているのが気に入らないのかもしれないと気付いた。もしそうだとしたらそれはダメだ。世の中の人間は自分を誤魔化し誤魔化し、不完全なことを『許しながら』生きている。一枚の皿は割れても、一人の人間の命は割れない。もっと楽に生きていいんだよ)


本筋に戻る。


本来、ランクの変更は滅多にしない筆者であるが、それだけ三納がユーチューブ界に残した足跡が素晴らしかったということだ。


これまで数え切れないほど、たくさんの人を笑顔にしてきた。


三納物語が歩んできた道のりは、人々の笑顔、『幸せ』の証だ。


その足跡に敬意を表して。


『三納物語』 Sランク

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