祝!!『三納物語』復活について

前回語った『三納物語』が復活した(だいぶ前に)ということで、今回短いながらも祝福の意味を込めて筆を執ることにした。


前回の持病の様子を克明に記録した動画から約一ヶ月、今回は『お金が無くなりました』という動画で、三納は近況報告をしてくれた。


それによると三納は、チャンネル登録者が50万人もいるにも関わらず、人気が低迷し再生回数が著しく落ち、ユーチューブの収益だけでは生活できなくなったため、今後はいか焼き屋で一年間バイトをしながら、並行してユーチューバー活動を続けていくらしい。


いや、金がなくなったってアンタ、売れてる時に貯金しろよwwwと思うのだが、おそらくお金があればより良い動画作りのために、それを使ってしまう性分なのだろう。(優先順位が金<作品)


収益ガタ落ちの原因が再生回数のガタ落ちにあることは言うまでもないが、(『きすけらんど』という底辺ユーチューバーとのチャンネル交換であったり、クソつまらん変な企画を乱発して人気が落ちてしまったのかもしれない)、筆者の見る限り、動画自体のクオリティーは全盛期(?)と比べてもそれほど落ちてはいない。


であれば、なぜ三納の再生回数がガタ落ちしているのか、これは筆者が最近感じていることだが、三納に限らず最近はユーチューブ全体の再生回数が落ち込んでしまっているように思う。


1・2年前のいわば『ユーチューブドリーム』と言われた時代から、あたかもバブルがはじけたかのように、ユーチューブというコンテンツ自体が『徐々に視聴者に飽きられてきている』のだろう。(というか、1・2年前が異常だっただけで、逆に現在が正常な状態と言えるのかもしれない)


たしかに、数字が取れればそれに越したことはないが、三納が目指しているところはそんな浅薄なところではなく、『自分の中にあるハードルを超えること』『いかに面白い作品を創るか』であって、数字収益云々は二の次であろうと思う。


かつて王貞治が語った、野球に一心に打ち込んでいれば、自ずと数字はついてくるではないが、作品作りに一心に打ち込んでいれば、その内に再評価される向きもあるだろう。


筆者はバイトをしながらユーチューブを続けていくと率直に語った、飾らない三納の人間性に好感を持った。(これがもしヒカルやラファエル等の金の亡者チューバーであれば、フリーターになりましたなどとは絶対に言わなかったであろう)


『三納物語』の復活とは、それはつまり前回も語った通り、『三納の人生の再スタート』。


ユーチューブ活動再開、本当におめでとう。


また無理をしてしまうかもしれないから、『頑張れ』とは言わない。


ただ。


生きて。


生きてさえいれば、何とかなるさ。

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