第8話 7人の死の使いたち。
暗くじめじめとしている
中心部に行くと
地面からだとはるか大空を見上げて、その大空を隠してしまうほどに。
その大岩の前に
黒いローブを身に纏い、赤い
ここ
その7人の中心にはリズ・ブライアがいる。
両目をくり抜かれた金髪の魔女。
拒絶の悪魔ルキフグスと呼ばれた魔女がいる。
「よく集まってくれたわね、みんな」と、リズは跪いている7人に声をかける。「ひぃ」と、隣では修道女マリアンナが怯えている。ヨルは相変わらず聖書を食べている。
「「「「「「「御心のままに」」」」」」」
「マリアンナ、これで依頼は達成。ね、いいでしょ」
「わ、わ、私にも分かるように言ってください」
「
「わ、わかりました。
「せっかちねぇ。わたしはもうちょっといたいかなぁ。せっかく元の姿に戻れたわけだし」と、わたしは両目が無いまま笑う。
「その姿で笑わないでぇ」と、マリアンナは目をつぶって泣いている。
「そうねぇ」と、わたしは髪を黒へ戻し、ヨルと同じ翡翠の目を造った。
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