第20話 決戦!(1)
「
『
~
「『クロマグロ号』の座標を表示」
「表示
アリエスはVR上のモニターに映し出された『クロマグロ号』の座標を把握。
「『
「準備
「『
『
他の『竜血人形』乗りと違って近距離武器の『剣』を
「ン゛ァッんっ♡」
艶めかしい嬌声のような声を上げてしまうアリエス。
強G→0G→強Gの激しい連続G変動がアリエスを襲う。
現実世界で掛かるGの変動が大きすぎる為、
「//--自主規制--// //--自主規制--// //--自主規制--// //--自主規制--//♡」
種族耐性でGの連続変動に耐えるが、嬌声の様な呻き声はどうしても抑えられない。
また、本人は、この声を上げている事に気付いてさえいない。
それどころではない衝撃が連続してアリエスの内臓を突き上げるているのだ。
『
この間、
そして、離れた距離に位置していたはずの『クロマグロ号』と『検問船』、そして
~
「一時、会話の為、『
「
「―――――ザザ………ザっ……あ……お嬢様っ、アリエスお嬢様!」
「その声は、ザンド? 無事だったのですね」
「はい、お嬢様、ザンドでございます。こちらは皆、無事――うわっ」「お嬢!」「お姫さん!」「にゃにゃー!」
宇宙通信機の向こう側では、通信機の取り合いになっているのかも知れない……。
「あーあー。お姫さん、その
どうやら、通信機で話す権利をヒルダが勝ち取った様である。
「はい。1人乗りの『
「そ、そうか。実は、敵が『
「任せていただいても大丈夫ですわ。こちらはエリート
この時、アリエスは
「なるほど。実は、敵の情報がある。
「え、
「……敵が只の
「……なるほど。承知いたしましたわ」
神代の時代の激しい訓練を終えたアリエスではあったが、さすがに相手が
また、正式な戦争相手でない連邦国の関係者の可能性となると、万が一アリエスが敗北した場合、アリエス以外の面子の命が保証されないかもしれない――――。
「――問題無いですわ、と断言したいところでしたが、念の為、私が敗北した場合にも備えて欲しいですわ」
「それはもう考え済みだ。お姫さんが敗北したら、『クロマグロ号』は、お姫さんを
「そんな!」「お頭!」「姉御!」「にゃにゃ!」
ヒルダ以外の
「お嬢様、船長、その場合は私とグレゴリの2名は下船して、どこまでもお嬢様についていきますよ」とザンド
「了解した」
「もちろん、貴方たちは私と、どこまでも一緒です」
「では、剣を交える前に一度、敵と交渉をしてみましょう」
「なるほど、今なら、交渉の余地は生まれているな。
「私が交渉しましょう。
「交渉頼む。回線了解」
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