第18話 発進!
"
ドラグヌフの炎のブートキャンプ 9 Days
"
目の前に表示された
鳴り響くファンファーレ。
達成感に包まれながら、アリエスの『
その表情はどこか自信に満ち溢れた、何かを成し遂げた雰囲気を漂わせている。
現実世界の10分が9日間に引き伸ばされた
因みに、この時点で、現実の世界ではまだ9分しか経っていないという。
(――ダイズ神王子、お約束通り、お救いできましたわ……)
コックピットで頬を上気させ、白色の
胸に、お腹に、お
"かつて神が王と為り、竜を使役していた時代があった。
そして、その時代に、全宇宙を
その帝國の名を『宇宙神帝國アスタ』という――――"
アリエスは『ドラグヌフのブートキャンプ』を通じて、かつてこの宇宙に超古代文明が存在した事、そして
『竜血人形ドラグヌフ』――が、
そして、
(――常識では考えられない、神代の
今回は『
何でも、別の宇宙や別の時間軸に旅立ってしまった同胞たちとも時空を越えて協力プレイや対戦プレイが出来るらしい。
(えっ、それって、憧れの『VRMMO(仮想現実多人数同時参加型オンラインゲーム)』じゃないですの? 前世では開発される前に死んじゃいましたから、是非やってみたいですわ……)
「モウスグ現実ニ戻ルガ、直グニ仲間ノ救出ニ向カウカ。現実世界ノ時間デ残リ5分」
「もちのロンですわ。『
「『
(カップラーメンも作れないし、ウルト〇マンより短いのですのね……)
一瞬だけ考え込むアリエス。
「2分、で、
『トラリス戦役の王神子救出ミッション』とは、ブートキャンプの『8'th day』中に起こった、要人救出イベントのひとつである。
「武器ハ、ドウスル」
「ドラグヌフ、貴方の殆どの武器は、
アリエスは現実世界に戻った時に使える武器を
また、アリエス
「デハ、『
「承知です」
そこは、すでに
目の前に広がるのは、漆黒の宇宙と、数えきれないほどの星々。そして、無数の小惑星。
「
コックピットに柔らかな女性の音声――
「
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