3

22歳になり。

マーク君が成人したことで今日から、領主の仕事を引き継ぐらしいい。

まだ補佐はつくけれど。

公爵のおっさんにからみ酒された。めんどくさい。

マーク君も立派になった。フィーネちゃんは未だ結婚してないし。

マーク君は違う国のお姫様をお嫁さんにしていた。そのお姫様との約束らしく、一人としか結婚してない。

マーク君が尻に敷かれてそうな夫婦だ。


「結婚は一人で良かったのか?」


俺は一応、ジョセに聞いといた。


「いいんじゃない。流石にもしもの時はもう2,3人嫁を取るでしょう。」


「そうなのか。今度、マーク君に精力剤をプレゼントしてあげよう。」


「そうね。あのマークが成人するなんてね。」


「そうだな。俺たちの子供達もすぐに大人になるさ。」


「それまではたくさん可愛がるわよ。」


「そうだな。ジョセと結婚できて良かった。」


「私もリュウと結婚できて良かったわ。フィーネも速くしたらいいのに。」


「そうだな。本気で俺たちの子供と結婚するらしいな。」


「その時はもう28歳でしょ。流石にかわいそうよ。」


「前は進めてたじゃないか。」


「出産は負担がかかるのよ。若い方がいいわ。」


「それはそうだが。相手がいなさそうだしな。」


「リュウでいいじゃない。」


「姉妹、一緒は流石にダメだろう。」


「お父様もお母様もマークが成人してから甘くなったし大丈夫でしょ。」


「それはそうだけど、大丈夫なのかな?」


「そうね、序列10位になりなさい。そしたら許してもらうわよ。」


「難しい話だな。」


「なるべく早くしなさいね。フィーネのために。」


フィーネは妹みたいなもんだし、幸せにしてあげたい。俺の息子にも自由に恋愛させてあげたいし。俺がフィーネをもらった方がいいのかな?


「頑張るよ。後少しで勝てそうなんだ。」


3月後、序列10位の婆さんに勝利した俺は序列10位になった。

ジョセの両親にお願いすると普通にOKもらえた。後継の男の子が生まれたので、無茶苦茶甘くなってた。

昔は厳しい人たちだったのに。

フィーネ以外にも四大公爵家の次女達がついてきて、俺はさらに4人と結婚することになった。


「姉妹丼をすることになるとは。」


「お兄様優しくしてください。私はこの歳になってまだキスもしたことないですし。」


「分かってるよフィーネ。」


「私がお兄様と釣り合うのでしょうか?」


「当然だよ、それにすごい綺麗なドレス姿だよ。」


「お兄様❤️」


俺の嫁が9人になった。姉妹丼は趣き深いものがあるな。

屋敷を増築してもらった。子供達のおかげで賑やかなこの屋敷はさらに賑やかになった。

ジョセ達がお金の管理をしてるから、大丈夫だろう。なんか商会を経営してるらしい。俺は何もしてないが。いい女と結婚できて良かった。



「それで、鯨が動くって?」


「そうさね。鯨が動くって占い師どもがうるさいのさ。」


狩人のババアはババアなのに元気だな。

人類が倒すべき魔物の一匹の『鯨』が動くらしい。


「動くなんて当たり前だろう。生きてるんだし。」


「そうじゃなくて、人間が住んでいる地域に現れるのさ。」


「つまり、その余波をどうにかしろってことか。」


「流石に話が早いね。あんたは序列10位だろ。この作戦に参加しなくちゃならんのさ。」


「そうか。グリと一緒でもいいよな。」


「もちろんさね。」


この話をしたら、心配されたが直感で大丈夫だと分かっていたので、そこまで不安はない。

何かあったら、俺以外の奴に任せればいいしな。


「それじゃあ、行ってくるからな。」


家族のみんなと別れを告げて、グリに乗って鯨の出現場所に辿り着いた。



「君が串刺しかい?」


「ああ、そうだ。あんたらが連合軍か。」


「そうだよ。みんな年寄りだけど君よりは強いかな。ハッハッハ!!」


明るいジジイだ。

連合軍。鯨は人類全体の敵なので、世界の強者達が協力する。

俺より強いとなると基本老人しかいない。


現在のリュウのステータス。

レベル 6


力   :215

身の守り:193

素早さ :397

器用さ :367

魔法力  : 415


魔法 『風纏い』 支援魔法

   『風乱』  支援魔法


スキル 

槍術 Aーーー槍を武器にすると、全ステータス巨大上昇。

弓術 Aーーー弓を武器にすると、全ステータス巨大上昇。

魅力 Bーーー魅力が大上昇

耐性 Bーーー状態異常耐性が大上昇

集中 Bーーー集中が大上昇

直感 Bーーー直感が大上昇

幸運 Bーーー運が大上昇

対大物Cーーー自分より格上の相手には全ステータス中上昇。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る