一気に読み終えてしまいました。格闘の迫力と共に、登場人物一人一人の人生にあの時代ならあり得た、こうであったに違いないというリアリティが感じられました。
ありがとうございます、最高のモキュメンタリーでした。
もし叶うことなら、またSNSにも戻ってきてください。お待ちしています。
作者からの返信
冴吹さん、このたびは『宇宙拳人コズマ』を全話ご高覧いただきありがとうございました!
各話への応援コメントへのお返事は順次ということで、取り急ぎ御礼を申し上げます!m(_ _)m
ここ数年、世間でもリメイクやオマージュで昭和特撮がアツいということで、その流れに便乗して私なりの特撮への思いを形にしたのがこの作品であります。趣味とジャンルへの思い入れが入り混じったところに、夢枕獏先生の格闘小説へのリスペクトが合体した結果、私の創作の中でもかなりの異色作として出来上がったのではないかと思います。
各話ごとに登場するゲスト怪人およびその中の人のドラマを通して、特撮と現実(叢雨流)のせめぎあいをご堪能いただけたなら幸いに存じます!
間違っても万人受けする作品ではないという自覚はあるので、このたび冴吹さんに”発見”していただけたことはなにより嬉しく、こうして温かいお言葉とともに全話ご覧いただけたことは作者としてなによりの光栄でございます。
コズマの長い物語を見届けていただき、本当にありがとうございました!
PS.SNSから連絡もなく撤退してしまった件、皆様には大変申し訳なく思っています。運営の体制が変わったところに、個人的に許容しかねる内容のバズツイを連続で見てしまったのが決定打となり、しばらく静かな場所で本でも読んで過ごそう……と思った次第です。おかげで英気を養うことはできたので、もしSNS復帰したときにはまたお付き合いいただければありがたく存じます。m(_ _)m
最後にきっちり現代に戻ってきて、各自のその後を描いて、変わったもの、変わらないもの、大切なものを描いて。
見事で丹念な最終回です。ありがとうございました。
作者からの返信
博元裕央さん、このたびは『宇宙拳人コズマ』を全話ご高覧いただきありがとうございました!
半年間に渡ってお送りしたコズマをめぐる物語、これにて正真正銘フィナーレとなります。ここまでお付き合いいただいた皆々様方にはなんとお礼を申し上げてよいやら……!
そもそもフェイクドキュメンタリーという体裁で始めた作品ということもあり、最後はライターである「私」(≒作者)の視点で締めくくらせていただきました。
実を言うと、この物語はラストシーンの情景から話を組み立てた部分もあり、どうにかここに着地できて心底ホッとしております。
この作品を書くことで、「ヒーローとはなにか?」という特撮ファンなら誰しもが持っている問いへの私なりの答えを出すことが出来たかなあと思います。(人の数だけ違う答えがあると思いますので、あくまで私にとっては……ですが)
ここまで辿り着くことができたのも、ひとえに皆様の応援のおかげです!この場を借りて心からの御礼を申し上げます!
良かった。とても良い特撮番組でした。
師匠が最後まで師匠らしくてかっこいい。
作者からの返信
あますさん、応援コメントありがとうございます!
『宇宙拳人コズマ』、最後までご高覧いただき作者として大変うれしく存じます!
本編は前回で最終回を迎えたので、今回は登場人物たちのその後を描くエピローグをお送りしました。
お褒めの言葉にあずかり感無量です!『コズマ』が思い出に残る作品となったのであれば、作者として報われる思いがいたします。
叢雨流側の出演者たちが鬼籍に入ったり消息不明になるなかで、黄瀬川はひとりのヒーローとして生きることができたのだろうと思います。彼らしい生き方だと思っていただけたなら光栄です。
このたびは拙作にお付き合いいただき本当にありがとうございました!
感動しました!
ここには子供時代の実写ヒーローへの憧れと、何より「タイガーマスク」みたいな泥臭い勝利への執念や力への傾倒、男の意地みたいなものが血生臭く溢れていました!
実写番組としての舞台裏とか(なんとなく〇ンドールマンを連想させたり)その後のマニア評価の無責任さとかも含め、異様な昭和のリアルを感じました。
そんなリアルとかけ離れた、怪人を越えた武闘家達の怨念。
最後にヒーローに目覚め、いや、最初から彼は無謀な暴力に抗うために戦い続けていたのか?そう思わせる様な覚醒。
本当に、見た事が無い筈の、子供の頃の夢を思い出させて頂きました。
数多くの個性的なヒーローの中に、コズマも輝いています。