第16話 鬼
この世界には鬼が居て、その鬼を退治する専門集団が居るらしい。しかし、ただの噂話に過ぎない。
そして、ある日鬼に出会ってしまった。見た目はどう見ても普通の女性にしか見えない。あちらもこちらに気づいた様だ。ゆっくり近づいて来た。その背後には彼女の栄養分になったであろうカラカラの亡骸が倒れていた。これはマズイと走り出した。その瞬間、何かに絡め取られ捕まった。どうやら蜘蛛の巣らしい。なんと粘着力が高いのだろうか。
鬼はフフフと笑い、「私は痛みを与えるのは好きではないのです。快楽と共に貴方を食べますね」と言い首筋を甘噛した。そして、何故か愚息が隆起した。それに気づいた鬼蜘蛛は嬉しそうに撫でて口に含んだ。そして、そこから精気と共に命を何度も吸い出した。そして、意識を失いかけた時、鬼退治の部隊が来た。その部隊と鬼蜘蛛が戦っている。
若い部隊だが鍛錬をしているのだろう。とても動きが素早い。そして、鬼退治を倒した。僕は助かった。しかし、その晩。身体に異変が起きた。どうやら甘噛の際に鬼になる液体を入れられて居たらしい。しかし、人を襲う程度ではなく媚薬の様な効果だけらしい。しかし、愚息の隆起が治まらないという何とも恥ずかしい思いをするハメになった。
そして、仕方なく眠りについた。
目が覚めた。夢だったようだ。
最近、海外のアプリゲームでミステリーや女体化したモンスターと戦う作品を見ていた影響だろうか。
久しぶりに夢を見た。欲求不満になると女性が関連した夢を見る。出会いがほしいものだ。
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