第15話 ホストファミリー
世界的な伝染病が少し抑えられ、国際交流が復活してきた。僕の家にホームステイで数人の外国人留学生が来た。期間は1週間。私達家族は近所に住む帰化した隣人夫婦にアドバイスを貰いながら一緒に過ごそうと思う。まずは自己紹介を簡単に済ませた。名前はジェシカ。年齢は18歳。飛び級制度で現在大学院生らしい。凄い秀才が何故、うちなのか。本人を希望として彼女の実家に近い環境という事らしい。
早速、隣人と共に食料の買い出しに行くことにした。運転は僕、助手席にはジェシカ。後ろには隣人夫婦。近所のスーパーに着いた。ジェシカのアレルギーや宗教等、聞いたところ。アレルギーや宗教に引っかかる事は無いとの事。そして、今日のメニューはカレーとサラダ。材料を見て値段設定の中で買い物をする。あるコーナーで隣人夫婦が僕を呼んだ。「これ書いなよ。念のために」避妊具をカゴに入れた。年頃の子だから、備えて置くのも大切という事らしい。隣人も自分達用に買ってた。別会計らしい。そして、買い出しが終わり帰宅すると早速調理に入った。材料はサバの味噌煮缶、エリンギ、たまねぎ、もやし、牛肉、カレーのもと。サラダはたまねぎとレタス。味付けは好みでドレッシングを使用。
そして、調理が終わるとジェシカが壁の方を見ながら恥ずかしそうにしてた。どうやら、隣人夫婦が盛り上がってるようだ。僕は調理に夢中で気がついて居なかったようだ。まあ、しばらくしたらチャイムが鳴り奥さんが来た。「ちょっと五月蠅かったかしら?」はい、ジェシカが恥ずかしそうにしてました。「ごめんね。ウフフフ」と言いながらアイスをくれた。お詫びの品らしい。カレーを食べてから、アイスを食べた。そして、お風呂の時間。先にジェシカに入るように促したら。一緒が良いらしい。
怖いかららしい。まあ、2人で入っても狭くは無いから別に良い。そして、お風呂から上がり寝る時間になった。ジェシカからスキンシップをしてきた。
どうやら、奥さんがくれたアイスに媚薬が入ってたらしい。(僕には効果無かった)しかし、相手は留学生。ちょっと戸惑ったが、相手に委ねた。そして、朝を迎えた。先に起きた。ジェシカは満足な寝顔をしていた。これが後、1週間続くのかと不思議な気持ちになりながら寝室を出た…
目が覚めた。前に異国の夢は見たが、留学生の夢は初めてだ。どうやら、最近の世の中の情勢が頭に残ってたらしい。展開はどう考えても官能小説だろう。
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