第17話 配達
今日も僕は配達をしている。法定の駐車等々にきちんと従っている。何度も警察官に聞いて確認を取り万全な状態にしている。そして、本日最後の配達。
お屋敷の様な家だ。玄関のチャイムを鳴らすと門が開き門番が現れた。贈り物ですと渡し、サインを貰い事業所に帰った。そして、今日の会計を終えて自宅に帰った。そして、スマホを操作した。
次の日、朝からニュースであの屋敷が写し出された。どうやら荷物が爆発したという。しかも1つではなく連鎖的に爆発したらしい。
そのニュースを見て、僕はニヤり「どうやら上手くいったようだ。」しかし、あくまで僕は運んだだけ捕まるはずは無い。玄関のチャイムと共に警察が来た。僕は任意同行で警察署に連行された。そこで取調が行われた。僕は嘘が嫌いだ。だから、全て真実を答えた。その結果、不起訴になり釈放された。
真実を答えたら、それを立証出来ないからである。
真実だから、それ以上を追及出来ない。
そして、自宅に帰った。翌日事業所に出勤した。
事業者には話を通してあるので誰も追及して来なかった。何故なら、それが仕事だから。
私の名刺に書いてある事業所名「丑三つ宅急便」
貴方の所に届かないと良いですね。
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