第10話 生態系調査

今日は近所の池の生態系の調査を行う。

その池はかなり様々な生き物が居るらしく誰も近寄らない。

危険もあるので様々な専門家と一緒に行くことにした。

まずは水を抜いた。そして、特注の装備を見に纏い入った。

まず、目にしたのは色とりどりの魚…どうやら、熱帯魚や金魚を誰かが不法放流しているようだ。水は抜いたが、生き物が死なない程度に水は残してある。奥に進むと金属探知機が反応している。専門家の1人が急にワクワクしている。どうやらこの池には何かお宝があるという伝説があるらしい。まあ、大体は自転車のタイヤとかだろうというのがオチである。そして、反応がある地点までたどり着いた。そこには宝箱があった。しかし、なんか妙な不安感が拭えない。何故なら、あまりにも新し過ぎるからである。その専門家は特注の装備を脱いで、宝箱を持ち上げた…その瞬間、何が身体に巻き付いた。アナコンダだ。体長も見たこと無い程に大きいサイズにである。

専門家に巻き付き、口を開けた。周りは恐怖のあまり、動けない。正に蛇に睨まれた蛙の様だ。しかし、アナコンダは食べようとせず、こちらに向き僕に話しかけて来た。

『お前はこの宝箱を欲して、この池に来たのか?それともこの男だけがこの宝箱に興味を示したのか?正直に答えろ』と

僕はその男だけと答えた。その答えに満足したのか男を解放した。『やはり、お前は正直者だな。目を見れば分かる。宝箱に何の興味も持たないそんな目をしている。帰り道には気を付けろ、その男のせいで殺気に満ちているからな』といきなり飛びかかってきた。そして、ビックリして意識を失った。

( ゚д゚)ハッ!目が覚めた。蛇が嫌いな僕にとってはただの悪夢だ。

蛇の夢には吉夢、凶夢とそれぞれあるらしい。

気になる方は調べてみてほしい。

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