応援コメント

感想戦ノ弐:ドイツ軍から見た第一次ベンガル湾海戦」への応援コメント


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    <(~ ~;う~ん ドイツ海軍のUボートがインド洋、南シナ海・ティモール海・アラフラ海抜けて太平洋海域へ進出。ちぃ~と無謀に近いんじゃない?(;^▽^Aアハハ
    燃料、弾薬、食糧の補給を考えると。燃料や食料はまだいいとしても、潜水艦の中核兵器魚雷の仕様が日独で異なるから、本国から輸送しなければならい訳だし。その手間暇考えるとドイツ海軍には、東をジャワ島・ティモール海を東限とした西側海域を、日本海軍は西限をアフリカ東岸・マダガスカル周辺海域とするインド洋西方海域から東側を作戦海域として、モルディブ諸島、ココス諸島、クリスマス島を共用補給兵站基地とする方が良さげ。d(ーー
     作戦行動を行えば、当然、それに伴う消耗/損傷、補給整備を必要とするものが出てくるわけだし<(ーー;
     作戦行動を行う艦艇の補給整備を担うものが存在し、後方兵站が十分でないと、まともな作戦行動が執れないのも事実。
     そのことを踏まえた上で、補給整備体制・拠点をインド洋に築いたうえでの太平洋への進出が図られるべきものでしょう。
     ドイツ海軍にとっての作戦の中核は 大西洋およびインド洋における通商路破壊戦。欧州各国、ソ連への補給路を断つことでしょ。
     日本は欧州の戦況を考慮し、敵戦力を叩くのではなく、敵の補給線/欧州への補給線を絶つべく、戦略戦術を見直すべき。
     またさらに、ドイツ海軍による太平洋海域における群狼作戦を展開するにあたり、ドイツの製鋼技術、造船技術の日本への移植により、日本国内にてUボートと同格のものを建造し、戦線に提供する方が効率が良いものと思うけどなぁ~<(ーー;
     このあたりは、外交交渉手腕次第。日本としては建造、製鋼技術が手に入ることを考えれば、努力すべきでしょd(・・
     この時期に、ドイツ本国と同じようなものではなく、同じものを造る技術・ノウハウを獲得することの意義は大きいと考えますが。

    >>>追記(補足)<<<
    ー日独間、日欧州間での技術移転に関してー
     史実にもとづくと1)欧州から技術者を招いて製造技術の指導を受ける2)欧州から製造技術の製造特許等類を買い取る
    でしょうか。。。じつは幕末以降、明治大正昭和と戦前まで、欧州先進国から1)2)の方法で技術移転を行ない技術の蓄積を図ってきたのが日本。
     それでも製鋼技術=装甲鋼板の製造技術に関しては軍機に触れることから進んでいないのも事実。
     そこで、製品として軍艦そのもの、兵器そのものを発注、輸入してきたそれらを分解、分析(≈リエンジニアリング)して、ノウハウを蓄積してきたわけで、開戦後においては、1)マザーマシンの入手 2)製品の入手 3)製造技術者の導入 を潜水艦の行き来きをもつて技術移転を図り、行っていたということです。
     本作において、英国のインド洋に派遣されてる東洋艦隊が殲滅されることにより、日独間の連絡線・輸送線が確保されることは、進んだ電探技術、製鋼技術を基にする武器装置、マザーマシンの輸入が図れるということになるかと。それに付随して、技術者の移動ができればいいけど、大概は日本からドイツ語に堪能な製鋼技術者をドイツに派遣し学ばせ、必要装置・分析装置とともに帰国させることで技術移転を図ることになるかと。。。
     日本側の人材については、ものづくり、医療技術に関してドイツに範をとっていたこともあり、豊富。むしろ、実業界に進む学生諸氏にあっては、ドイツ語が第壱外国語として学ばれていたことから、豊富かと。むしろ、公用語としての英語より学ばれていたのでは?と思える節が見受けられる。

     外交交渉における公用語としての英語に関しては、日本の海軍が英国を範としてたものであることが示す通り、日本海軍士官学校ではその修得が必須とされていたわけで、人材という面では問題なかろうかと。
     むしろ、日本の軍隊において、陸軍はドイツ/プロイセンに範をとり、海軍に在っては、英国に範をとって創建されたという経緯から、英独両外国語に堪能な者が軍関係者を中心に多く存在することから、海軍に在っては海軍工廠に籍を置く海軍技術士官がじかに渡欧し、学び帰還することで技術移転が図られることになるかと。
     そこに、海軍がインド洋の制海権を握り、空母機動艦隊を中核とする部隊をおくことで、史実における潜水艦による渡欧より速い海軍機による移送&輸送が可能になるかと。
     まぁ、日ソ不可侵条約効力下で満州国経由シベリア鉄道にて欧州入り(スイス・オーストリア経由⇒ドイツ)も可能でしょうけど。ひとの往来は可能でも、モノの輸送は困難。海上輸送に頼らざるを得ないことはかわりないわけで。。。さてどうしますかねぇ?<(==;

     考えられるのは、ドイツ(北欧・バルト海沿岸⇒イタリア国境超え)地中海、スエズ運河経由紅海・インド洋に至るルート・・・このルートに頼ることになるのかなぁ<(ーー;
     モロに米国のソ連援助補給ルート(ペルシャ湾ルート)とかち合う、交錯するわけで。。。インド洋の制海権の帰趨がいかに重要なものとなるかわかる一端の事象かと。
     そこ(インド洋)を日本海軍が疎かにしたことで、ドイツはスターリングラード攻防戦で敗れ、戦況が逆転、ドイツ敗戦の坂道を下り始めることに。
     それはそのまま、欧州に向けられていた戦力の余剰が太平洋戦線へ向けられる序章となるわけで、日本を敗戦に導くモノとなることを考えるべきかと。
     そのことを考えると、枢軸側が有利なうちに技術移転、製品の輸入を完了させるべき。。。ということになる訳で、時間との勝負かと。
     むしろ、日本海軍機動部隊が紅海出側の地のドイツの拠点に間借りする形ででも、進出し、足場を固める・整備補給拠点を構築することが必要かと。d(・・

    そうすることで、仮に英国・連合国側がモルディブ諸島に根拠地を構えようとも、東西から挟み撃つことで撃退可能な訳で、日本海軍側の決断が求められるかと。

     それにはやはり、日本側兵站にドイツ海軍艦艇を引き込むことで、将官レベルでのインド洋周辺の情勢分析判断。インド洋周辺海域の情勢の情報交換が必須かと。
     はるか後方、極東の日本国内の統帥本部の情報分析・判断、決断より、事態は早く動くことは間違いないですしねd(ーー

     また、欧州ドイツとの軍需物資の交換やり取りに航続距離の長い潜水艦を当てるしかなかったことを考えると、専用の輸送潜水艦、潜輸の開発、前線配備が戦況の悪化を待たず、前倒しされてもよかったのではないかと考えるが・・・。

    作者からの返信

    まずは、反応有難う御座います。
    それでは、コメントへの返信に参りましょうか。

    >「無謀に近い」件
    と、いうよりこれはある種の情報戦ですね。ドイツ軍がUボート部隊を太平洋にも送り込む、と決定すると「公式発表」した時点で連合軍は驚愕する戸と共に警戒するでしょうし、それによって海中を警戒しはじめた折りに別の手段で以て通商破壊を行う……。「何か」見えてきましたよね?

    >兵器の輸送について
    これにつきましては、若干のネタバレになりますが、中近東やスエズ運河が解放されるのでバルカン=トルコ=パレスチナ近辺といった感じで後に陸上輸送となっても問題は無いと思われます。

    >担当する作戦海域について
    あー、これは当方の描写ミスです、申し訳ない(汗)そういやそういうシーンが出ててもおかしくはありませんよね。後で1942年2月以降の大局シーンでそういった描写を入れておきます。

    >補給の重要性~戦略戦術を見直すべき
    仰るとおりで、欧州本土単体の補給能力は皆無に近いので植民地なる禁忌の発明をしたわけですよね。ゆえに大日本帝国は植民地地域の解放戦線を組まざるを得なくなったわけでして、人道的な意味で。
    まあ、その辺りは手元の敵を叩いたわけですし、そろそろ帝国内部も本腰を入れてくれるでしょう。

    >技術移植
    これにつきましては、継ぎ足しプロットのところで考慮には入れております。入れております、が……。どうやって日独間の技術格差を解消するかについては、まだきっちりと魅力的な描写を作者が思いつけていないのが現状なわけでして(汗)外交交渉云々もさることながら、絶対的、つまりは物理技術の格差を是正するために必須課題と言えましょう。
    無論、わたし自身もドイツに後れを取る戦後社会にならないように、計画は練っております。練っております、が……どう描写したものか……。いっそ河豚作戦をもう少し前倒しにしてみるか?でもそれやるとドイツ側から文句来るだろうしなあ……。うーむ。

    一応、総合的な反応としては以下の通り。
    「第二章である「1942年2月以降」の大局パートにご期待下さい」。