応援コメント

第十三節:第一次ベンガル湾海戦(十三)」への応援コメント


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     フム<(ーー 順当な手ですねぇ~。
     日本海軍の大戦略・基本思想は漸減作戦ですからねぇ。
     潜水艦や駆逐艦、空母の艦載機で敵艦隊の戦力・勢力を削り、主力とする砲艦(軽巡/重巡・戦艦)でトドメを指す。。。とするところが日本海軍が王道とするところのもの。
     ある意味、空母艦載機で敵艦隊を殲滅・撃滅するは、邪道。。。という見方が主d(ーー
     もっとも、砲弾や爆弾をより遠くから敵に当て、これを撃滅する。。。という目的からすると、もっとも適したコストが掛からないやり方。。。
     ただし、艦載機の乗員を育成・錬成するのに時間と費用が嵩み、機材もろともほぼ使い捨てとするところが人材・地下資源が乏しい日本に在っては難点。
     物量戦になれば、必敗の戦術。。。なるがゆえに、ぎりぎりまで敵方に隠匿したい情報・戦術だったわけですけどぉ~<(~~;

     して。。。ベンガル湾における敵・英国艦隊が引き上げる先、損傷艦を引き連れて撤収するさき。。。英国の植民地であるインド・スリランカを抜きにして、英国本土から航海して来てインドに至る経路上にいくつ艦隊をモンスーンから避ける適材地があるかを海図を眺めて考えりゃ、解かりそうなものだが。。。<(ーー;

     紅海やケープタウンを抜けて東側。。。艦隊をモンスーンの被害から守る地って、意外に存在しないことに気づくのでは?d(・・
     アフリカ大陸は言うに及ばす、紅海・アデン湾を抜けてすぐのソコトラ島とか、インド洋に入ってからはマダガスカル、モーリシャス、セーシルの諸島およびモリディブの諸島群しか存在しない。
     大西洋からインド洋に至る経路のうちアフリカ大陸南方航路・ケープタウン廻りの航路を考えれば猶の事、インド西南に連なるモルディブ諸島群に避難地を設ける公算が高い。。。と気づくかと。

     ・・・となると、足長い日本の艦載機で上空偵察・下駄ばき水上機で上陸・調査していくのもありでしょう。自軍の退避場所、橋頭保・洋上の拠点としてもインド洋で活動するにあたり必要な現地調査かとd(・・

     あとは、日本軍がどこまでインド洋で暴れることを考えているか次第。。。でしょうね<(・・
     インドを挟んでアフリカ大陸と東南アジアとの中間地点に拠点を構え、英国本土と豪州を遮断する意義をどう日本軍幹部が考えているか次第。。。
     ハワイと同様、欧州・アフリカと東南アジアを結ぶ海域の天元にあたる地-モルディブおよびその南方の諸島ーを抑えることなくして、日本が欧米諸国に戦略的に勝てるわけがないと考えますがね<(ーー)

    作者からの返信

    まずは、コメント有難う御座います。
    反応への返信が遅れたことをまずはお詫び致します。

    >順当な手
    そう仰って頂けることが、まずは幸いにて。yoibito様におかれましてはたびたび原稿への不備(主に、「歴史」を扱っている面についての現実的な考察)を指摘頂いておりまして、私も手癖や経験値によるごり押しが如何に頼りないものであったのかを思い知らされまして、ああすなわち、現実世界の過去を取り扱うことに責任感を思い知らされるわけで、調査不備への修正として役立っております。

    >モンスーンについて
    ゆえに、「醍醐参謀長」は秘密基地があることを推定しておりますが、それがどこにあるのかの確証が持てないので現在何らかの手段で調査を行う、という筋でございます。今の世のように人工衛星による地図があるわけでもなければレーダーがそこまで発達していない作中現状、目視によるものが一番確実となります。
    ゆえに、「第二次ベンガル湾海戦」によってモルディブ諸島群、すなわちアッヅ環礁基地の秘匿が判明し、今度こそイギリス海軍が壊滅的打撃を蒙る、という筋なのですが、これ以上語ったら重大なネタバレになるのでお許し下さりませ。
    偵察活動は、主に二式大艇や零戦部隊、時代が下れば彩雲などによって行うと思われます。或いは、アッヅ環礁基地の秘匿が判明したがゆえの第二次ベンガル湾海戦に切り替えるという手もアリかもしれませんね。

    >インド洋でどこまで日本軍が突っ走れるか
    日本軍の理想としてはスエズ運河をはさみロンメル軍団を目視することかもしれませんが、さてはてどうなることやら。
    モルディブ諸島群を押さえることができるかどうかは作者の試行錯誤と日本軍が適材適所をどこまで行えるかによって変わってきますが、プロットの上では確定しております。ご期待あれ。

    ……返信としては以上になりましょうか。ここから先、次々回の更新を以て一度インド洋から東太平洋へカメラを移すことになりますが、今度はアメリカ合衆国太平洋艦隊の殲滅戦をご覧に入れると思われます、どうかご笑覧あれー。