第9文字「花姫さまのたわむれ」

 1. (*‘▽’*)つ🌸 「花姫はなひめさま」

 中納言殿の一人娘。箱入りのお姫様15歳。

 晴明せいめいと道満が仕事先で知り合った、の少女。






 2. (#´Д`)つ# 「道満法師どうまんほうし

 晴明のライバル陰陽師。ドジな所がある。

 花姫のことが好き?








 第8文字「花姫さまのたわむれ」


(*夢_み )つ🍵桜餅

「お久しぶりの顔文字劇場へようこそ!緑茶と桜餅でも食べながらどうぞ」



 ここは、都の中納言の娘、齢十五になる花姫様のお屋敷。


(*‘▽’*)つ🌸 「晴明~、晴明はどこじゃ~?」

 晴明を探す花姫。すると……。


 ?「ふふ、晴明をお探しですかな?」


(*‘▽’*)つ🌸 「晴明か?」

 声のした方へ振り返る花姫。

 だが……



 バーン!

(#´Д`)つ#「わしですぞ♡」


(*‘▽’*)つ🌸 「なーんだ、道満か。まあ、良いのじゃ。今日はガマンしてやるぞよ」


 ガーン!

(#´Д`)つ#「なにげに上から目線!?」


(*‘▽’*)つ🌸 「ちっちゃい男じゃの。そんなことは良いから、わらわと茶会じゃ♪」


 しょぼーん

(#´Д`)つ#「ちっちゃいのか、わし……」


(*‘▽’*)つ🌸 「茶と桜餅を持て~」

 花姫が手を叩くと女房達が、茶と桜餅を持ってきた。


 この時代に桜餅や茶は、ないでしょというツッコミは無しでお願いします。



(*‘▽’*)つ🌸 「美味しいの。道満♪」


(#´Д`)つ#「そうですな。この餡が絶品です」

 仲良くお茶会をする花姫と道満。


(*‘▽’*)つ🌸 「あっ……!」

 花姫がふと見ると、道満の左頬にあんこが付いていた。


(*‘▽’*)つ🌸 「道満、ほっぺにあんこが付いてるのじゃ」


(#´Д`)つ#「えっ、どこですかな?」


(*‘▽’*)つ🌸 「ここじゃ♡」



 何と、花姫は、道満の頬に付いているあんこをペロリと舐め取った。


(#´Д`)つ#「な、なななっ/////!!!」

 恥ずかしくて、顔を真っ赤に染める道満。


(*‘▽’*)つ🌸 「美味しかったのじゃ♪」



 無邪気な花姫と奥手な道満なのでした。





 終わり

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