第8文字「晴明さまと酒呑童子」

「晴明さまと酒呑童子」登場人物紹介 




( ‘_ ’ )つ☆「晴明せいめいさま」

 今日も今日とて、働きたくないのんびりやの天才陰陽師。式神にツッコミをされる主人。

(式神達をあごで使うと書きましたが。それだと、面白くないので変えました)




( 式∀神)つ「式神しきがみくん」

 今日も、主人の晴明へのツッコミが冴えわたる式神。



( 酒“_”吞)つ🍶 「酒呑童子しゅてんどうじ

 大江山おおえやまの大酒飲みの鬼の頭領。



(* o“ ”o)   「茨木童子いばらぎどうじ

 酒呑童子の妻、鬼の嫁。




 ◇ちょこっと説明◇


 式神-しきがみ-

 陰陽師や呪術師が使う、魔物や使い魔のような存在。


 調伏-ちょうぶく-

 祈祷によって悪魔、怨敵を下すこと。











(*夢_み )🍵干菓子「こちらを食べながら、1000年の旅へいってらっしゃい」



 ここは、大江山の酒呑童子の屋敷……。


( 酒“_”吞)つ🎵🍶「今日も、元気だ。酒がうま~い!」


(* o“ ”o) 「あんた。最近、ちまたで有名の陰陽師が、あんたを調伏ちょうぶくしに来るって話しを知ってる?」


( 酒“_”吞)つ🍶「そんな、噂は知らんなあ~。俺は、酒が飲めれば何でも良いんだ」


(* o“ ”o)「馬鹿ねえ。調伏されちまったら酒も、飲めなくなるんだよ!」


( 酒“_”吞)つ🍶「そいつは、困る!その陰陽師を返り討ちにしてやる!」


(* o“ ”o)❤「あんた。素敵♡早速、その陰陽師が来たみたいだよ!」


 一方の晴明さま達は……


( ‘_ ’ )つ☆「いや、俺は鬼の調伏など、したくない。屋敷に帰ってゴロゴロしたい!」


( 式∀神)つ「だめですよ。晴明様、この京の都を守れるのは、あなた様とみなもとの頼光らいこう様くらいです」



 現に安倍晴明は、都中に現在も続く結界を張っていると言われています。


( ‘_ ’ )つ☆「では、その源頼光に任せて。俺は、帰る。」


( 式∀神)つズビシ!「ダメです!お仕事なんですから。ちゃんと、してください!しないと、今夜のお酒も飲ませませんよ」


 何か、式神くんが奥さんみたいだ。


(; ‘_ ’ )つ☆「痛い!この暴力式神め。仕方がない……。酒が飲めなくなったら困る」


 晴明さま。可愛い♡


( 式∀神)つ「ほら、その鬼が来たようですよ。いってらっしゃい!」


( ‘_ ’ )つ☆「仕方がないな……」


( 酒“_”吞)つ🍶「貴様が陰陽師か!」


( ‘_ ’ )つ☆「そうだ。晴明と言う。大人しく、調伏されろ。酒呑童子。(酒のために)」


 都じゃなくて、酒のためか~い!


 ガーン!

( 酒“_”吞)つ🍶「何だと?貴様は、酒好きなのか!?」


( ‘_ ’ )つ☆「そうだ。酒は毎日、二升にしょうたしなんでいる」


(;式∀神)つ「せ、晴明様……?何を」


(*;o“ ”o)「あんたァ。またかい?」


 二人の奥さんが、焦りだす。(式神くんは、違う!)


( 酒“_”吞)つ♪🍶「わーっはっはっは!酒好きに悪い奴はいない。貴様にこれをやろう」


( ‘_ ’ )つ☆♪🍶「良い奴だ。美味いっ✨」


 何と、晴明と酒呑童子は、酒好きと言うことで、仲良くなってしまった!


(* o“ ”o)💦「あんた~。威厳いげんが」


(;式∀神)つ「晴明様、御上おかみのご命令は……?」


( ‘_ ’ )つ☆♪🍶「ごまかす♪」


 こうして、晴明と酒呑童子は、友になったのでした。



 終わり

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