プロットの作り方

はじめに。

エブリスタの、それもコンテスト用の作品を書いているのに『その進捗めいたエッセイをカクヨムに載せていいのか?』というツッコミはいつでも受け付けています。


いつもの事ですが、作品を書くのに苦労しています。それが今日、少し理解度が上がりました。お風呂上がりにリラックスした、まさにそのときです。嬉しくて嬉しくて嬉しいのでエッセイにしちゃいます。


理論派と感覚派

便宜上、理論派の事を『こういう作品を書きたい→まずプロットを作ってから書き始める人』とします。また感覚派とは『こういう作品を書きたい→まずキャラクターを作ってから書き始める人』とします。グラデーションはあるでしょうが、そこはもっと詳しい方に丸投げしておきます。


私は感覚派だからなのか、キャラがよく動くし喋るんですよ。でも、その程度にはバラツキがあります。キャラクターを追えるときと追えないときの違いはなにかなって、ずっと考えていました。そしてさっき、ふと理解したんです。


『どれだけカメラをキャラクターに寄せられるかの差なのだ』と。


私が主体になって効果音から目線の動かし方まで指示をしても、なにか違うんですよ。キャラクターたちの、もっと言えば俳優さんに大まかなプロットだけ伝えておいて、あとはひたすらカメラを動かすんです。上下左右はもちろん、内面にまでカメラを動かしていく。


そして俳優さんの人物像が掴めてきたら、少しプロットを修正する。それに対する俳優さん達の熱演を撮って、プロットを修正したり、別の角度から撮り直してみて――。


3時間かけて、なんとかプロットらしき箇条書きは作れました。脳内ではキャラクター達の過去から服装からなにから色つき効果音付き声付きで上映されています。あとはそれに近づくように適時修正し続ければ、作品になる……かもしれません。


『工程を小分けにして達成感を得る』という榊一郎先生の創作論、すごく好きなのでなんとか真似て学んで己の血肉にしたいですね。

はたして私はエブリスタのコンテストに応募できるのか。また工程が進んだら、エッセイを書きに来ます。

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