●三月三十日

サイレンサイレンサイレンサイレン！！

ああ、サイレン！

ああ、うるさいですわね、本当に！

うるさくて仕方がありませんわ。

あのサイレン、誰か止めてくれませんかしら。

あの人が傘を返してくれたついでに救急車のサイレンの音を止める、とっておきの方

法を教えてくれましたわ。

明日、実行してみようと思いますわ。

ビルの屋上から飛べば、救急車のサイレンはやり止むらしいですわ。

その程度の事ならば、試してみるしかありませんわ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい