アラカルト8
小林飛翔(Al)
アラカルト8
5月の2週目に入っている。
冬の風邪予防と言うが、僕は4月の終わりから5月の頭にかけて、体調を崩した。
最近、問題なのは、夏にエアコンの冷風で風邪等の体調不良になることが意外に多い。
夏の風邪は、特に消化器系にやけに重い。
それは、人体と夏の気候とが、体温≒温度(両方がほとんどかわらない)だからであろう。
夏空に、病室からゼーゼー言いながら、微かに聞こえてくるセミのジージーという声。
でも、それは生きているからこそ感じられる短い命の讃歌だ。
そして、しばらくして退院するとそこには、「仲間たち」のしかばねがある。
退院できなかった場合、どんなに大切な友として先をゆくのだろう。
「夏がくれば思い出す。はるかな尾瀬」
とあるが、誰だってお盆に帰ってきてほしい人がいるものだ。
アラカルト8 小林飛翔(Al) @alpacahisho
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。アラカルト8の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます