アラカルト7

アルパカさん アル(Al)

アラカルト7

時が解決するとよく言う。

時というのは実体がない。

私たちは時に囲まれている。


一例だが、仏教の仏さまに、両親が子どもの病気が治りますようにと願を立てる。

しかし、悲しい事に、両親の思いが届かなかったとする。


両親は私たちは「祈りを捧げた」と憤慨する。ここで、仏さまに仏教の神さまという、印籠がなければ、その信仰は徐々に消えて行ってしまう。


時の流れの中にいるのは、多くの神さまもまた然りに見える。


人々が時を信じるのは、「let it be」、つまり将来に対する不安は、仕方がないものだよ、というものだろう。


流行をつくる若い世代の人たちにとって、何よりも信じられるのは、時という神さまを包括する更に遍く万能の神さまなのだろう。


更に、「time is money」とも言う。

時は、世界の共通通貨でもあるのだ。

今、僕はアラカルト7を書いているのだが、本当に頼みます、時さま!


というところで、変な締め括りで終わります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

アラカルト7 アルパカさん アル(Al) @alpacahisho

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る