アラカルト7
小林飛翔(Al)
アラカルト7
時が解決するとよく言う。
時というのは実体がない。
私たちは時に囲まれている。
一例だが、仏教の仏さまに、両親が子どもの病気が治りますようにと願を立てる。
しかし、悲しい事に、両親の思いが届かなかったとする。
両親は私たちは「祈りを捧げた」と憤慨する。ここで、仏さまに仏教の神さまという、印籠がなければ、その信仰は徐々に消えて行ってしまう。
時の流れの中にいるのは、多くの神さまもまた然りに見える。
人々が時を信じるのは、「let it be」、つまり将来に対する不安は、仕方がないものだよ、というものだろう。
流行をつくる若い世代の人たちにとって、何よりも信じられるのは、時という神さまを包括する更に遍く万能の神さまなのだろう。
更に、「time is money」とも言う。
時は、世界の共通通貨でもあるのだ。
今、僕はアラカルト7を書いているのだが、本当に頼みます、時さま!
というところで、変な締め括りで終わります。
アラカルト7 小林飛翔(Al) @alpacahisho
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。アラカルト7の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます