第18話

ミテナは無事だった。

ただ、寝たきりになってしまった。

「私のせいだ、」

ヒテナは自分を責めていた。

「ヒテナのせいじゃないよ」

「でも、、」

確かに、買い物に行かなければ、助かったかもしれないが、それはしょうがないだろう。

それよりも、ミテナをこの廃屋で寝かしておくのは危険だ。

いつ兵が攻めてくるか分からない。

早く、どこか療養する場所を探さないと。

「私、良い場所知ってるから、そこに行かない?」

ミナが言った。

「そうしよう」

そして、みんなで行こうとした時だった。

「ミテナは私が看病する」

クナが言った。

クナらしくない。

でもクナなりの考えがあるのだろう。

私達はクナに任せる事にした。

そして、ミナが案内役、クナがミテナを運び

その場所に向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

なにかがない少女たちの異世界物語 ぶんんn @bunbunbunbun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ