第4話 告白からの絶望
ある日リーダーとドライブに行き
やっとその日に付き合った。
付き合った次の日私はお仕事に行き
ベランダで話を聞いてもらってた女に報告した。
りり「聞いてくださーい!昨日リーダーと付き合いました!」
女「まじ?良かったね!仲良くね!」
りり「はーい!」
そしてしっかりと勤務を終えて帰る準備をする為ロッカーを開けた。
りり(あれ?なんか手紙が入ってる。誰だろ?)
手紙はベランダで一緒にタバコを吸った女からだった。
手紙【りりちゃんお疲れ!今日終わったらちょっと時間ある?遊びにいこう!イオンの駐車場で待ってるね!】
りり(急だなあ(笑)まっ予定ないしいっか!)
職場からイオンまで歩いて5分
女は自分の車の中で待機していた。
りり「お疲れ様です!急にどうしたんですか?」
女「ちょっと話があってさ!とりあえず中入って入って☆」
りり「お邪魔しまーす!」
女「あのね、言おうか迷ったんだけど実は私、リーダーと付き合ってるんだ。ほら[LINEの画面を見せる]」
りり「えっ…あっ…本当だ。」
LINEのやり取りはしっかり付き合っているような内容だった。
女「りりちゃんがリーダーと付き合ったって聞いて私リーダーが許せなくて…」
りり「本当ですね。ありえない」
女「だからさ!2人でリーダーを懲らしめない?痛い目みせんの!!」
りり「そうですね!こんな女2人を悲しませて!でもどうやって?」
女「こういうのはどう?私がリーダー宛に感動の手紙を書くの。プレゼントも用意してリーダーの家の前でサプライズしてる時にりりちゃんがキレて入ってくる。」
女「それで怒ったりりちゃんがリーダーを殴る!←これ重要だから!」
女「部屋の中には入らないで玄関で話すよ!それで職場近くに誘導するからその時にりりちゃん来て!」
この話を持ち出された時は何も考えず疑いもせず
只々リーダーを懲らしめたくて了承した。
りり「わかりました。夜中ですよね?」
女「うん!今から帰って思い出の写真とか紙に貼り付けてしっかりラミネートして作ってくるから!(笑)」
りり「了解です。」
2人は一旦解散した。
当時の私はリーダーが凄い好きだった。
りり(昨日付き合ったばかりなのに…。ひどいよ。)
1人で泣いた。
そして夜中にリーダー懲らしめ計画が始まる。
女がリーダー家のインターホンを押した[ピンポーン]
女「リーダー!私思い出にプレゼント作ってきたの♡手紙も書いてきたんだ!」
リーダー「まじ?!ありがとう!嬉しいよ」
[仲良く2人でキャッキャ会話する]
りりは頭の中が怒りで興奮状態。
2人が職場近くまで来たのを確認し2人の元へ向かった。
りり「何してるんっすか?」
リーダー「あっいや…その…普通に話ししてただけだよ。」
女「そうだよ!話ししてただけ」
りり「いやもう知ってるから!隠さなくていいから!付き合ってるんでしょ?」
りり「リーダー私を騙したの?最低すぎる」
[リーダーを蹴ろうとしたが、かすっただけ]
女「りりちゃん落ち着いて」
りり「彼女いないって言ったじゃん!!もういいわ。帰る」
私は泣きながら帰った。
何故かそれでも好きな気持ちは無くならない…
帰宅して2〜3時間経った頃、女からLINEが来た。
女【お疲れ様!完璧だったよ!リーダーも結構参ってた!ゆっくり休んでね】
りり【お疲れ様です。そうならよかったです。】
そして眠りについた。
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