ブリガデイロ:食物繊維(ざまぁ回)

 ブリガデイロがなんであったかは忘れた。

 調べることもしない。

 なぜならば、ブリとかデイロとか見た瞬間に私の頭の中はう◯ちのことで一杯であるからである。

 箸が転んでも、その箸でう◯ち突きたくなるお年頃とでもいうのだろうか。

 だから、う◯ちの話をする。


 次郎丸(仮名)はう◯ちの量が太郎丸(仮名)より少なかった。

 同じ量を食べているのに少ない。

 犬に肛門期があるのか知らない。誰に似たのか永遠の肛門期の彼はひたすらう◯ちを我慢し続ける。

 そのせいもあって、なかなかブリっと出してくれない。


 病院で相談した結果、食物繊維を加えることになった。

 それで現在にいたるまで次郎丸(仮名)の食事にはさつまいもと野菜が入っている。

 太郎丸(仮名)は好き嫌いが多くモヤシやキャベツを必ず残したので、最終的にはこれらは次郎丸(仮名)専用となった。


 食物繊維の威力というのはすごいもので、しばらくして次郎丸(仮名)も結構もりもりと出せるようになった。

 ただ、一つ問題がある。たまに繊維やモヤシで尻の穴に連結されたものをぶらさげたまま歩いていることがあるのだ。


 「ボクまた何かやっちゃいました? 尻を振りながら歩いているだけで、いつも偉そうな飼い主の目が恐怖にゆがむ。尻がちょっとむずむずするけど、ボクはそんなこと気にしません! 今日もいつものようにお布団にダイブ!」


 やめてぇー。

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