ブランデー:相席で謎のカクテル
電気ブランというカクテルがある。
浅草一丁目にあるバーで名物みたいになっている。
こいつを頼んで、チェイサーはビール、そしてつまみを頼む。
常連というほど通い詰めたわけではない。
金もない若者だ。
ごくたまにしかいかなかったが、それでもここは楽しかった。
相席で昼間から賑わっている。
酔っ払ったおじさま、おばさまたちが話しかけてくれるのでそれを聞くのが楽しかった。
普段は絶対に接点のなさそうな人の話を聞く。
普段はみんな見知らぬ人に気安く声をかけたりはしない人たちに違いない。私だってそうだ。
しかし、酔っ払っているから向こうも私もフレンドリーだ。
最近はどうなっているのだろう。
機会を見つけてまた行きたいものだ。
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