椀物:ワンの椀

 わんといえば、ワンだ。それはワンの椀について話をせねばなるまい。

 

 犬を飼いはじめる前に犬の餌についての本を買った。

 ドッグフードとおやつのやり方等、色々と勉強になった。

 犬のご飯界もずいぶんと進化しているものだ。


 結果として、そこそこお高いドッグフードを食べている。添加物を見るとどうしてもそうなってしまうのだ。

 読んだ本ではドッグフードは完全栄養食だから他のものはいらないということだったが、犬たちが毎日生成するの調子を見て、時折獣医さんに相談をしている。

 作品poo-poo次第で少しずつ調整していくわけだが、今のところはドライフードにヨーグルト、芋と野菜と煮た鶏むねを加えるというメニューで落ち着いている。食事の時の飲み物は犬用粉ミルクのチキンスープ割である。


 犬のおやつにしても買えないものがとても多い。

 どうして着色料とか使うのだろうか。

 どんなに綺麗に赤くしたところで、あいつら、どうせ見えてないだろうに。


 基準をクリアしたものはなかなかお高いものが多い。

 私のおやつよりも明らかに高い。

 結果として、飼い主が安い菓子をもそもそと食べている横でお犬様たちは飼い主よりも高級なおやつをばりばりとかじっているのである。

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