大菜:カレーたくさん、カレー本たくさん
うちでカレーを作るというと、大別していくつかの種類に分けられる。
ここでいう種類と呼び名は私が適当に名付けと分類をおこなったものであるから、そこについてはご容赦いただきたい。
ルーカレーは一番簡単だ。
それになんだかんだ言って一番昔から食べている安心の味で飽きがこない。
欧風カレーはルーを用いない。
私はカレー粉も使わない。
昔は小麦粉とバターを炒めてルーを必死につくっていたが、最近ではとろみをつけるのにフライドオニオンやカシューナッツを使うことが多い。
ここらへんは『水野仁輔 カレーの教科書』という本で学んだことである。
レシピ通りに作れるようになったけれど、自分で好きに作ってみたいという人におすすめである。
カレールーを使わないと多少面倒だが、それでもまぁ面倒くさくない。
インドカレーはレシピ通りに作ったり、アレンジすることが多い。
お気に入りは『『ナイルレストラン』ナイル善己の やさしいインド料理』というレシピ本である。
さて、インド料理にはミールスなる言葉があるのだそうで、カレー屋、特に南インドカレー屋に行くと複数のカレーが一度に運ばれてくる。銀色の小さな器がたくさん並んだり、バナナの葉の上に直接盛り付けてあったり、見ているだけで楽しくなる。
自分でもあれをやりたくて、結局、三品から五品ぐらい作ることになる。
肉か魚のカレーに、サンバル、ラッサム、ついでだアルマサラもサグリバーも作っとくかとなると、三口しかない我が家のコンロは満員御礼越えて朝の通勤ラッシュである。
こちらになると香り米を炊いたりするのもあって、さらに面倒だ。
面倒が嫌でカレーを作り始めたはずなので本末転倒な気がしてならないが、それに見合った楽しい時間を過ごせる(それに大量に作るので結果として三日ぶんくらいの食事を用意した計算になるから次の日以降楽である)。
最近驚いたのはレンチンカレーというやつだ。
とはいってもレトルトカレーではない。
あらかじめ作っておいたスパイスミックスと材料を混ぜてレンジにかけるだけではいできあがり。
えらい簡単な上になかなか良い出来だ。
とくにバターチキンはこの作り方のほうが私が頑張ってあれこれ炒めるより美味くできる。
これのレシピは『ひとりぶんのレンチンスパイスカレー』というものを使っている。これのおかげでミールスもどきを作る時に品数を増やすのも楽になった。
ちなみに上で紹介した所有書籍はすべて電子書籍版、スパイスもほとんどがネットでまとめて注文している。
本当に便利な時代になったものである。
う○この話ばかりではなくカレーの話だってできるのである。
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