#46 TVアンテナvs受信料

昭和中期 テレビって受像機買っただけで映ったと思いますか?

そりゃあ 電源とアンテナの差込はつながなければね

        令和のTV視聴システムは置いといて


始めのテレビは そんな差込なんてない家にやってくるんですよ

どうする? 

電源は電灯にコードを繋ぎ 天井~壁~柱とコードをはわせてきて

電源タップをその柱に固定して 差込口にします

アンテナは家の外に出して とにかく高い所に立てました

庭に物干しのある人はその上に 二階家は二階の屋根の上に立てて

そこから家(テレビ)まで線を引っ張るんです

電波をキャッチするには向きも大事で 強風が吹くと向きが変わり

テレビの画面が乱れたり 砂あらしになっちゃったり

アンテナは安いものではないので 台風来たら風雨の中取り外して

家の中にしまったり  たいへん

とはいえ アンテナが立ってる=テレビがある家 ですから

まあ ステータスというか…


で そのアンテナを探して町を歩き回る人がいます

NHK受信料の集金人です

受信料は電気やガスと同じように毎月?集金人が家に来てました

彼らは自分の担当地域で 契約登録してない家をゲットしたら

自分のポイントになるので 集金の合間に新しいアンテナがないか

上を見て捜してたのです

     これ 平成にパラボラアンテナが外付けの頃にも

     パラボラ付けてて衛星放送契約してない家を

     NHK受託人が探してたのと 同じ光景です


このアンテナが進化して 室内アンテナになります

テレビの上に 置くタイプですこれで電波が悪い時も

簡単に向きを変えて調整できるようになりました

      こうなると 電気店の中には 客に

      「集金人が 来るまで払わなくていいですよ」

      なんて言ったりしたとこが あったりなかったり

NHK集金人は困った そこで使った新手が外で遊んでいる子供に

「ねえねえ この辺でテレビのあるおうち知ってる?」

と聞くんですよ まだまだ テレビが入ると話題になった頃です

「○○ちゃんちと △△ちゃんち 角のおばちゃんちにも入ったよ」

なんて… 

「よその子供が教えた~」って うち来て嘆いてたおばさんの実話です


第二ラウンドが カラー受信契約攻防戦

「うちはモノクロです!」って 玄関で言い切ったら

「あれは?」って NHKさんに言われて 振り返ったら

開いたふすまから見える 座敷のふすまが子供の見てるアニメの光で

赤やら青に変わって動いてた って これは私の知り合いから聞いた話


第三ラウンドが 衛星放送契約攻防戦

まあ これは昭和ではないので 割愛させて頂きます


NHKって ずっとゲリラと戦ってきて イラッとして爆弾投げ込んだ国

みたいに感じますわ 今度の法制化 まあこれも昭和外の話題ですね


私? 私は一連の流れには素直に契約してきたけど 正直のところ

ホントに全然全く見てない衛星放送契約は なんとも不満でしたよ  

悔しいから 今は探して見たりしてます(あんまり見るものないんだけど)

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