実況！４割打者の新井さん！７

柴ちゃんの評価が……

新井さんが復活するということなら、またうちのＣＭに出演して下さいという話が舞い込んできておりまして、涙が出ますよ。

安くないお金を払ってオファーして頂いたのに、あんなことになってしまってなんとお詫びしたらよろしいかと思っていたところにそんなお言葉をかけて頂いて。

新しいおうちの建設も始まりましたから、身を粉にして一生懸命頑張らないといけないなというそんな思い。

新しい案件を含めて全部を承諾出来なかったので、代理店のおじさま達と選定をして、スケジューリングしながらオフの間に撮影をぶちこんでいった。

エステに３回通ってピカピカに磨いてから、ある時は富山のサーキット場に行ってイカルガの新車を運転した。

その後、都内に戻ってドンブリをかきこんだり、次の週には埼玉のとあるお宅でしゃぶしゃぶは赤だれにするか白だれにするかでひと悶着コントをしたり。

ログハウスのシャワールームで全裸になって洗顔フォームで顔を真っ白にしたり、もちろんスターラガーの撮影もきっちりとこなした。

そして最後はマイプロの新シーズンのイベントを生配信で遊ばせて頂いたりして。これはまた復帰した試合でヒットを打つのと同じくらい、貴重な体験をまたさせて頂きましたね。

東日本リーグ、来年よりＤＨ制度の導入を決定。

日本プロ野球連盟は、来シーズンより東日本リーグ所属チームの主催試合でもＤＨ制度を導入することが決定した。

本来ならば昨年にも導入に至る噂もあったが、複数球団からの合意が得られなかったものの、新しく理事会入りした元北関東ビクトリーズ監督、萩山氏の働きかけもあり、全球団のオーナーと代表からの賛成を得ることが出来た。

萩山氏は、インタビューで………。

「プロ野球の今後の発展を考えた時に、ＤＨ制度というものは大きな意味を持っていることを説明した。やはり考えていかなければいけないのは、子供達を含めた若い世代に、野球の素晴らしさを伝達していくこと。

野球界全体のレベルアップの為には、東日本リーグもＤＨを導入した方がいいという考え方は私がビクトリーズを指揮していた時からあった」

と、話した。

これを受け、本誌のプロ野球ご意見版、サムライジャパンを率いて金メダルも獲得した、元代表監督稲木氏は……。

「ＤＨが導入されて最も恩恵を受けるのはビクトリーズでしょう。なんと言っても、新井が復帰しますからね。来年３６歳になることと、ブランクを考えても、１年間通してレフトを守らせるのは難しいです。

しかし、ＤＨに入れれば、守備の負担を無くしつつある程度柔軟な起用が出来ますからね

。問題は守備に就かないことでバッティングのリズムを保てるかどうかですが、かつての代表戦でもＤＨに入ってもしっかり結果を出していましたから、問題ないと思います。

怪我や疲労面のリスクを考えてもメリットの方が圧倒的に大きいです。

チームを牽引出来る選手になった、センターの柴崎はまだまだ盗塁王を狙える脚力と広い守備範囲がありますし、ライトの桃白は自慢の強肩と意外性のある打撃が持ち味で、２人が下位打線を打つくらいの厚みを作れれば面白いでしょう。

後半戦は不調に陥った時期もありましたが、前半戦は打率３割を打ち、オールスターにも出場した総合力のある露摩野をレフトに置けますからね。

そして新井をＤＨに固定して、ファーストには不動の４番芳川を１塁で専念させる。そうなると外野手３人が全員左打ちになります。

左投手に強い右打者である今年ＦＡ権を取得し、関東球団への移籍を模索している、外野と１塁３塁を守れる大阪ジャガースの中三川の獲得に乗り出せばさらに面白いですね。

東日本リーグ全体で見ても、ＤＨに入れるための助っ人を獲得する球団は増えるでしょう。この決定により、ストーブリーグも十分楽しめそうですね」