こんな時に、残機の話をするな!
「わ、わわわ〜!」
エダを盾にし続けるが、ドラゴン達の連帯技はノックバックの隙を上手く突いてきて正直身が持たない。
だが、盾(エダ)の堅さのおかげで、ドラゴン達の爪はみんなボロボロである。
ドラゴン達は鉤爪での攻撃を止めてブレス攻撃を群れ全体で行うようだ!
「これ、デカいの来るみたいだな!?」
空は白一色で染め上がる、雲より白いブレスは赤い稲妻を纏いながら此方に向かってくる。
「これ防げたら、お前の事マジで尊敬するわ!」
エダはワタワタと慌てているが、NPCは基本的に死なないしダメージを受けない。
更にエダには…受けたダメージを全て反射し、相手のバフを全部消去して全てのデバフを強制的に付与する特異体質だと。
二日前に森で野宿している時に、ヨシエちゃんから聞いている。
「ところで、モブ1さん残機とか今幾つですか?」
「いや、残機とか…そんなの有るのかよー!?」
(残機が無くなったら、現実世界でも死ぬパターンか?)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます