ステータス確認 ※
それからはリグのスキルやレベルを調べ≪合成術≫の詳細などを教えてもらった。
これは実際のステータス画面ではないが、リグから教えてもらったステータスをもとに想像したステータス画面だ。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
名前:リグ
年齢:13
レベル:2
種族:人間
クラス:市民
体力:810/810
魔力:200/200
攻撃力:14
防御力:10
素早さ:12
知識力:19
器用さ:11
スキル
≪合成術≫4
称号
討伐歴【▽全表記】
ゴブリン 【5】
登録者【▽全表記】
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
と、こうなっているらしい。
「合成術はこの間までレベルが3だったから、1レベル上がりました」
「レベルが上がった事による変化はどうです?……≪合成術≫の使いやすさが上がったとか…」
レベルの上昇で使用する体力の軽減か合成する際の質の向上などの変化なのかが気になるリネットは、リグに質問を投げかける。
「……特に変化は感じられませんが……少しだけ疲れにくくなったかも…?」
馬車で≪合成術≫を練習している時も、特に何か変化が起きたわけではないので、レベル上昇に伴って劇的に何かが変化した訳では無いはずだ。
「なるほどなのです……では、スキルの詳細はどうなってるです?≪合成術≫の部分を押してみると出るはずです」
「………様々な物同士を合成する事が出来る。レベルが上がると、スキル使用時の体力消費が下がり≪合成術≫が効きにくい物体に対しても効果向上……だそうです」
説明を聞いて、リネットとライアは「なるほど」と声を漏らしてしまう。
「様々な物ですか……明確に何が合成できるか明記されていないのもあって“魔石の合成”という方法が今まで見つからなかったのでしょうか?」
「うぅ~ん…元々≪合成術≫の絶対数が少なかったのでそこは何とも言えないのです………それに、合成が効きづらい物体……これが魔石以外にも結構あるのだとしたら≪合成術≫は結構使いづらいものだったのかもしれないですね」
ライアとリネットはお互いにリグの説明を聞いて考察を始めてしまい、リグとパテルの2人は若干置いてけぼりにされている。
「お二方とも、リグ様方が困惑されていますので、考え事は後程にお願いいたします」
「「ハッッ!?」」
そんな4人を静かに見ていたメイドのユイに声をかけられ、正気に戻ったライアとリネットは恥ずかしそうに2人に謝罪するのであった。
「2人ともごめんね…ホントなら俺が止める立場なのに……ユイさんもありがとうございます」
「申し訳ないのです……」
そんなグダグダしながらも、リグのステータス確認は出来たので、リグにこれからはレベルの上昇でどんな変化があったのかを調べてもらうようにお願いして、一旦話は終えることになり、仕事を始める前にみんなで昼食を取ろうという事になり、お昼休憩を取るのであった。
ちなみにステータスカードに個人登録したリグとパテルとはカード同士を登録させ、登録者一覧に出るようにしておき、ついでに工房にいた分身体3人と昨日の時点でアハト達冒険者ギルド所属の分身体4人の経験回収もしておいたので、その確認も合わせて自分のステータスカードも確認しておく。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
名前:ライア・インクリース
年齢:15
レベル:50
種族:人間
クラス:錬金術師
体力:16000/16000
魔力:35000/35000
攻撃力:87
防御力:57
素早さ:105
知識力:121 〈↑2UP〉
器用さ:293 〈↑2UP〉
スキル
≪分体≫25
≪経験回収≫25
≪家事≫17
≪格闘技≫25
≪潜伏≫21
≪分割思考≫11
≪剣術≫13
≪ステップ≫20
≪農業≫18
≪解体≫10
≪細工≫6
≪変装≫21
≪裁縫≫10
≪自己回復≫11
≪索敵≫18
≪魔力操作≫23 〈↑1UP〉
≪変声≫19 〈↑1UP〉
≪槍術≫13
≪投擲≫10
≪状態異常耐性≫7
≪礼儀作法≫6
≪錬金術≫10 〈↑2UP〉
≪速読≫1
称号
【竜騎士】
討伐歴【▽全表記】
ゴブリン 【48445】
オーク 【5125】
ツインハンドベア【344】
オーガ 【91】
ワイバーン 【12】
モーム 【521】
ビックバット 【356】
バイパー 【302】
ゴーレム 【413】
ブラックウルフ 【569】
レッドドラゴン 【1】
登録者【▽全表記】
シュリア・アンデルセン
セルス
ミリー
カズオ
ネリヤ
ゼル
ミリアナ
タリス
リネット・リールトン
アイリス・リールトン
アーノルド・ホア・アンファング
パテル 〈new〉
リグ 〈new〉
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
さすがに魔物も倒していない分身体の経験を回収しても、本体のレベルが上がる訳がないかと思いながら、ステータスを確認していくと、約2か月ほどで≪魔力操作≫と≪変声≫のレベルが1上がり、≪錬金術≫は2も上がり、やっと二桁の10レベルまで上がることが出来た。
(……変声が上がったのはツェーンのカラオケ効果かな……)
意外にもツェーンの行動が色々自分にとっていい方向に行っている事実を目の当たりにして、ほんの少しだけ、目のハイライトが消える感覚がしたが、気のせいだろうと思う事にした。
器用さと知識力のこの上がりやすさに関してはもうツッコむ事も無意味と思っているので、特に触れる所でもないし、登録者一覧の所にはきちんとリグとパテルの名が記載されているのも確認できたので、問題は無かったなとステータス画面を閉じて、昼食を味わおうと意識を変えるライアであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます