第157話 報告会(2)

 幼い声で叫び、涙を流しているルナリアをサリアは優しく抱きしめた。

 サリアの胸の中はアンドロイドとは思えない程に柔らかく、何よりも暖かい。

 その体温を直に感じたルナリアの心は少しずつ、落ち着きを取り戻していく。

 自分を抱きしめるサリアの正体がアンドロイドであるなど関係ない、自らの母になってくれたサリアが与える温もりは追い詰められたルナリアの心に安らぎと安心感を与えた。

 そうしてルナリアが落ち着いたのを見計らってからサリアは小さな主に優しく声を掛ける。


「ルナリア、大丈夫です。ノヴァ様は必ず見つかります。ですからもう少しだけ頑張りましょう」


「ママ……、分かった。もう少しだけ頑張る」


「ええ、いい子ね」


 人の姿が見せ掛けの物であったとしてもルナリアにとってサリアは本物の母であった。

 だからこそ励ましの言葉が根拠のない願望であったとしても母としてのサリアの言葉を聞いたルナリアはもう少しだけ頑張る事にした。


「皆、ごめんなさい」


「我々は大丈夫です。ですが辛いのでしたら会議は中断しましょう」


「大丈夫、私は大丈夫だから」


「分かりました。では会議を続けますが──、要約すれば我々の一連の作戦は全く成果を挙げていません」


 サリアの励ましで立ち直ったルナリアは流れた涙を拭いて再び椅子に座り直した。

 その様子を見たデイヴは会議室に備え付けられた巨大なモニターに計画の進捗状況を表した各種のグラフや地図等を映し出す。

 其処には暫定的に定めたエリア毎にアンドロイド達が行った活動、戦闘記録を始めと投入された各種物資の総量が事細かに記されている。

 消耗された燃料弾薬、墜落した無人偵察機、戦闘によって損傷した大量の兵器、情報料として提供した物資等々。

 映像に表示されている膨大な情報は代理になってから日が浅く数字に疎いルナリアであってもノヴァの探索に投入されたリソースが膨大である事は一目で分かった。

 しかしアンドロイド達が必死になっているのにも関わらずノヴァ探索計画は全く成果を挙げていなかった。


「皆が一生懸命に動いて探しているのにどうしてパパは見つからないの?」


「それだけ連邦が広く、我々であっても何処にいるかも分からないノヴァ様を見付ける事は困難なのです。幸いにも物資、人員、装備、練度等の面から現状我々以上の組織は確認出来ず、戦闘になったとしても我々が負ける可能性は非常に低いからこそ広範囲をこれ程の早さで調べる事が出来ました。ですが、連邦は我々の能力を優に超える程に広大な大陸なのです」


 遠い昔に滅んだ連邦は一つの大陸の半分以上を国土している巨大な国家であった。

 だからこそ世界の終わりに備えて作られた避難シェルターは全国に分散配置され、その数もまた大小合わせて三桁を優に超える程に膨大にあった。

 現時点でアンドロイド達が調査で来たのは一部でしかなく、アンドロイド達が捜索の為に実効支配しているエリアも巨大な国土から見れば小さなものでしかない。

 それを映像として見せ付けられたルナリアは改めて世界の広さを知り、同時に探索計画に待ち受ける困難を想像して顔を暗くした。


「現状の人口密集地帯を中心に探索していますが連邦の国土からすれば0.41%程度。今も探索範囲は拡大していますがノヴァ様らしき人物の発見報告は未だにありません。そして探索が完了した地域には最低限の部隊を残して継続的な情報収集を行わせていますが成果は上がっていません」


「また別の所を探すの?」


「有力な手掛かりが得られない以上、地道に探索範囲を広げるしかないのが現状です。ですが闇雲に探索範囲を広げられない問題もあります」


 そう言ってデイヴは新たな映像を映し出すと画面には大量のミュータントと戦うアンドロイド達の姿が映った。

 蟻の様なミュータントが大群となってアンドロイドに襲い掛かる非常にショッキングな映像にルナリアは怯え傍にいるサリアの袖を掴んだ。

 それでも映像を見る限りではアンドロイド達は武器の性能もあってミュータントには追い詰められてはいない。

 だが大量に現れるミュータントの大群を相手にするのはアンドロイド達であっても負担は大きく戦いの最中に損傷する機体は少なくない。


「この様に探索範囲の拡大に伴ってミュータントとの遭遇報告も増加傾向にあります。可能な限り戦闘は避けていますが好戦的なミュータントが襲い掛かって来る事態が多く発生、探索部隊に損害が発生しない様にするには纏まった部隊として運用する必要があります。そのせいで探索範囲の拡大に割ける実働部隊が不足、探索範囲の拡大が困難になっています」


 連邦の大地は無人の荒野ではなくミュータントと始めとした様々な危険が存在する。

 そして回収したアーカイブの情報に従うのであればアンドロイド達は連邦全域を調べる必要があるが実現するには手足となる実働部隊が圧倒的に足りない。

 調査地点がミュータントの巣窟になっていればアンドロイド達はノヴァの探索の為にミュータントを一匹残らず排除するしかななく、これは調査地点が犯罪組織の根城となっていた場合でも変わらない。

 その様な理由で既に数十カ所で大規模なミュータント殲滅と犯罪組織の壊滅が行われ、大量の武器弾薬が消耗され続けていた。

 それでも現状では計画を致命的に損なう大きな問題は発生していない──、今はまだ。

 

「こうした現状を踏まえて現在は3rdの提案した民間人の協力者を採用しています。彼らの役割は調査地点の事前調査であり、可能であれば彼らに調査を依頼しています」


 拡大する探索範囲に対して足りない実働部隊。

 しかし、なりふり構わない急速な活動範囲の拡大はアンドロイド達にとって無視出来ない負担となりつつあった。

 その結果、或いは皺寄せとして実働部隊の不足を補う目的で3rdは民間人の協力者を現地採用する事をナンバーズに提案、細かな調整を加えられた後に採用された。

 雇用内容は複雑な物ではなくアンドロイド達が求める情報を提供すれば内容に応じた物資を与えるという単純なものである。

 そうして得られた情報は正に玉石混交であり、現地で採用した民間人が集めて来た情報の大半は信頼性に欠けるかデマであった。

 それでも集められた情報の中には有益な情報もあり、そのお陰でアーカイブに記録されてなかったシェルターやエイリアンの前哨基地らしき施設を見付ける事が出来た。

 しかし肝心な情報であるノヴァの行方は依然として分からないままであった。


「現在、民間人の協力者は徐々に増えています。そして人数の増加に伴って成果も上がっていますが……、発案者の私が言うのもあれですが扱いに困っているのが現状です」


「マリナ、やっぱり問題があるの?」


「はい、今は4thが運用している偽装部隊を除いて基本的に我々はアンドロイドであると周知して活動を行っています。これは大規模な活動を行う以上、正体を隠し続けるのは困難だと判断したからです。それに加えて事前にアンドロイドであると周知する事でイメージの改善を狙っています。ですが人々の先入観を変えるには時間が足りず、我々に協力的な人物は“アンドロイドの犬” と呼ばれているのが現状です」


 探索の為には情報が必要で、情報を集める為には人間との交流は無視出来ない。

 4thの偽装部隊だけでは人手が足りず、しかし人間と見間違う程の機体を持つアンドロイド数は少ない。

 必然的に一目でアンドロイドだと分かる姿をしている機体を実働部隊には多く配備するしかないのが現状なのだ。

 そして今後の事を考えれば隠して誤魔化すよりも予めアンドロイドであると自己申告を行った方が心証悪化は抑えられるとアンドロイド達は判断した。

 加えて調査に訪れる必要があったコミュニティーが敵対しない様に調査の際には医療物資や燃料等の対価を多めに支払いイメージの改善にも努めた。


「情報収集が可能なコミュニティーは一気に増えました。後は継続して情報収集が行えるように情報料、或いは代価として物資を継続的に支払って最低限の繋がりを維持しています。殆どのコミュニティーは我々との武力衝突を恐れて渋々ですが協力してくれますが勘違いしているコミュニティーも一部にはあります。それでも継続的な情報収集を行うメリットを重視して各コミュニティーとは現在も交流を続ける方針です」


「ありがとう、マリナ」


「いいのですよ。これが私の役割ですから。それでも各コミュニティーの関係維持には見直す点が多くあるのも事実です。現時点では大きな変更を加える予定ありませんが──」


 ルナリアの感謝を聞いて顔を綻ばせたマリナは説明を続けようとし──、だがマリナの話は急に止まり、周囲のアンドロイド達も同じ様に動きを止めた。

 その様子に疑問を覚えたルナリアだったが時間にして数秒も経たない内にアンドロイド達は再び動き出した。

 一体何があったのかとルナリアが心配になってアンドロイド達を見れば全員が険しい表情をしていた。

 その表情を見たルナリアは何かあったのだと──、悪い事が起こったのだと考えた。


「すみません、緊急通信が入りました」


「何があったの?」


「はい、沿岸部にある人口密集地帯、其処に点在する有力コミュニティーの首長を集めた会議が行われるようです。その会議に我々も参加を要請されました」


「本当なの? サリア達がアンドロイドだって知られているのに?」


 マリナの口から知らされた内容、それはルナリアとアンドロイド達にとって寝耳に水の話であった。

 何故なら現状のアンドロイドに対する大多数の認識は創造主である人類に牙を剥いた恐るべき殺人機械のままであるのだ。


「ええ、普通であればアンドロイドを参加させるなどあり得ません。可能性があったとしても個別に且つ極秘裏に会談を要請される筈です。この様に表舞台で我々と交渉を行う以上、何かしらの裏があるのは確実です。その目的が判明しない現状で我々が会議に参加する必要はありません」


 現状の様にマリナ達の交渉を始めとした働きで一部にはアンドロイドに対して理解を示す動きもあるが主流には程遠い。

 付け加えならアンドロイドに理解を示す動きがあるのはサリア達が制圧、或いは一時的に支配下に置いてあるエリアに限定される。

 それを踏まえれば一度も脚を踏み入れた事も接触した事も無い地域にあるコミュニティーの首長達がどの様な意図を以てアンドロイドを会議に参加させるのか、どの様な裏があるのか調査する必要がある。


「……参加しよう」


「ルナ!」


「確かにママの言う通り向こうにいる人達が悪いことを考えているかもしれない。でも、そうじゃない可能性もあるでしょ。もしかしたら本当に困っていて助けを求めているかもしれない」


 敵視しているアンドロイド達を会議に参加させる意図は何処にあるのか。

 アンドロイドを誘き出して罠にかけるためなのか、言い掛かりを付けて物資を掠め取る為なのか、──それとも本当に困っていて助けて欲しいだけなのか。

 もし本当に話し合いたいだけだったら、もしかしたら本当に困っていて助けて欲しいだけかもしれない。


「もし本当に困っていて助けを求めているだけなら助けた後にパパを探す手伝いをしてもらう。それならママもいいでしょう?」


 だからと言ってルナリアは無償で援助するつもりはない。

 もし助けを求められた場合は援助に見合う対価としてノヴァの探索に協力させるつもりでいた。

 それはノヴァの優しさに庇護されていたルナリアが育んだ優しさであり、ノヴァの模倣ではなくルナリア自身の考えでもあった。


「分かりました。ですが会議にはルナの代わりにマリナに参加してもらいます。貴方は此処で待っていて」


「姉さんの言う通りです。何より飛び入り参加は危険なので事前協議を何回かする必要があるでしょう。会談する場所と警備、武装の持ち込みは可能なのか、会議の議題、参加するコミュニティーの数、その他色々。そういった事は私が行うのでルナリアは此処で待っていて下さい」


「分かっているよ。だけどマリナも気を付けてね。危なくなったら直ぐに帰ってきて」


「護衛も引き連れて行きますから安心して下さい」


「マリナ、無事に帰ってきて下さい」


「姉さんまで……、大丈夫ですよ。姉さん程ではありませんが多少は戦えますから。いざとなれば全力で逃げます」


 こうしてルナリアとアンドロイド達は会議に参加するつもりでいた。

 それでも事前協議で自分達に不利な条件での参加を強制される場合であれば会議に参加しないつもりでいた。

 だがマリナの予想に反して人間側のコミュニティーは何かしらの不利な条件を押し付けてくることは無かった。

 そうして事前協議が進み日時や場所、警備の詳細を詰める頃合いになってから今回の会議を主導するコミュニティー、その調整役の人間がマリナに呟いた。


 ──貴方達が探しているノヴァという人物は我々の方で保護しています。






 ◆






『ああもう! どうして計画通りに事が進まないのですか!?』


『3rd、態々通信で愚痴を言いに来たのか。私も暇ではない、本題をさっさと話せ』


『分かりましたよ、それで4thはこの会談にある裏が分かりますか?』


『ああ、今迄の事前協議の映像を見る限り人間側は恐らくは急速に活動を広げた我々に対して危機感をもっているのだろう。だが即座に武力行使を行わない所を見るに各コミュニティーの中でも意見が割れているのは間違いない。1stの情報操作の賜物だな』


『“アンドロイドは偶然出会った人間が助けを求めていたから助けただけ”。下手にアンドロイドを正義の味方にせず、同時にアンドロイドのイメージを払拭する為のカバーエピソードを流す。話は単純で嘘でもない、情報操作の基本ではありますが現状では最善であったのは間違いありません』


『2ndの暴走を上手く利用出来てはいるがアンドロイドの固定観念を崩すにはまだまだ時間が掛かるだろう。だがそのお陰でコミュニティー内部にアンドロイドと対話を試みる勢力が生まれた、これは大きな一歩だが問題は対話を通してアンドロイドに人間が何を求めるかだ』


『はい、現状では対価無しに物資の大量提供を求められる可能性が高いです。それでもルナリア様が言った様にノヴァ様探索に協力してくれるのであれば提供は渋りません。そのつもりでした──』


『事前協議での男の発言がブラフかどうか。映像から男の呼吸、心拍数から推測する限りだと嘘である可能性は高い。だが上から碌な情報を与えられずに言えと強制された、本人が知らないだけで上の人間がノヴァ様を確保している可能性もある。一言で言えば厄介としか言いようがない』


『私もノヴァ様の身柄と引き換えに何かしら要求があると思っていたのですが──』


『その様子だと何か面倒な事を言われたのか』


『──指定された物資の事前納入と我々の代表が会議に参加する事を要求されました』


『罠の可能性が高いな』


『ルナリアと姉さんに伝えるのが億劫です、いろんな意味で』


『二人は何が何でも参加するだろう。問題は奴らが素直にノヴァ様を引き渡さず、それどころが我々に対して全面的な恭順を求められる可能性もある』


『4thの方で秘密裏にノヴァ様の身柄を確保出来ませんか?』


『既に男の所属するコミュニティーの上空に無人機を飛ばして居場所を探っている。だがそれらしい痕跡もない。地下に捕らわれている可能性も考えてコミュニティーへ潜入しているが会談まで間に合う保証はない』


『分かりました。私の予想では最悪の場合は交渉決裂後に武力衝突の可能性があります。不利な条件であっても可能な限り要求を呑むつもりでいますが、仮に武力衝突の誘発が目的であれば私でどうしようもありません』


『確かに可能性はゼロではない。仮に武力衝突に発展すれば我々の活動に大きな悪影響が出るのは確実だ。探索活動の妨害、物資の強奪、アンドロイドに対するイメージ悪化を目的としたプロパガンダの拡散、現時点でも幾つもの可能性が考えられるがどれも碌な物では無い』


『それでも我々はノヴァ様を探すのを中断する事が出来ない。ルナリア様以外は──』


『成程、それが秘匿回線での通信をする理由か。3rd、お前は一体何を考えている』


『貴方はノヴァ様が生きていると思いますか?』


『……作戦開始から時間が経ち過ぎた、可能性は限りなく低いだろう。お前もノヴァ様の生存は絶望的だと考えているのか?』


『はい、姉さんには言えませんが私は最悪の場合を想定しています。それから計画が破綻した場合に備えて今後の機関の在り方を一つ考えています。貴方にはその時が訪れた時には協力者になって欲しいのです』


『俺以外に賛同した奴はいるのか?』


『ナンバーズでは貴方が最初です。姉さんと五号はノヴァ様の生存を頑なに信じています。1stも生存寄りですがルナリア様の事を考えれば最悪の場合は態度を変えるでしょう』


『切り崩しはこれからか……、それでお前の計画はなんだ』


『警戒する必要はありません。私の計画の基本となるのは二つ、ノヴァ様を失った後でも我々アンドロイドが生存出来る環境の構築、ルナリア様の生存を確実なものにする事の二点です。その為に今回の招待された会議を利用して現在確保しているエリア1からエリア13までを我々の領域として保持、所有を表明します』


『エリア1から13を統治する理由は?』


『有効利用が可能な地下資源、都市鉱山の採掘場としてエリア1から13まで必要と判断しました。また大規模な武力衝突が発生した場合は緩衝地帯として利用します。資源と土地、この二つが揃えば我々単独でも生存可能な領域を作り出せます』


『エリア内部、外部で我々の支配に対して敵対を表明した人間は如何する?』


『エリア内部で我々の統治を拒否する人達は追放します。またエリア外の勢力が我々の勢力圏に対して攻撃する場合を宣戦布告と見なして対処します』


『人間との全面戦争に発展する可能性があるがどうするつもりだ』


『我々にはノヴァ様が残した兵器があります。AWを筆頭に凍結中の計画も利用可能な物は全て利用する予定です』


『過激且つ極端な計画だな。だがノヴァ様はそれを望むのか?』


『生きていれば反対するかもしれません。ですが行方が知れない現状ではその思考は選択肢を狭めるだけです。私は私の持ちうる能力を駆使して最大限の成果を手入れます。全てはルナリア様と我々の生存の為に。仮に戦争に発展するとしてもノヴァ様を欠いた現状では遅いか早いかの違いでしかありません。それでも一連の計画は会談の結果次第、穏便に済むのであれば計画は凍結します』


『……分かった。杜撰な計画だが今後を見据えた場合は必要になるだろう。今は所々にある計画の穴を修正するのに協力しよう』


『ありがとうございます』





------------------------------------------------------------------------

 スランプで約一ヶ月音沙汰になりごめんなさい。

 取り敢えず深く考えずに勢いのまま書く事にしました。

 それでも更新は遅くなるかもしれません。

 感想もらえたら励みになります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る