勢力別登場人物紹介(帝都動乱まで)
登場人物紹介
主人公及びアンドロイド陣営
◆ノヴァ
当作品の主人公、東洋系の顔立ちをした青年。
過去に転移した世界に酷似した洋ゲーをプレイ済みであり熱中した。
ゲーム中においては肉体能力を強化してミュータント相手に無双するのではなく物資を集めてクラフトしていくプレイを好んでおり、ストーリは流し読みしていたため殆ど覚えていない。
肉体よりも知力に能力を振り分けた結果ゲーム作品の物は全て作れるようになっている。
戦闘スタイルは最高品質且つバリバリ改造を施した自作の武器で戦う。
転移した直後は混乱の極致にあったが過酷な世界で生存するために色々とある悩みは一旦封印して活動する。
ゲームの世界観からして世界が荒れ果てているのは理解していたが実際に目の当たりにすると文明の復興が出来るのか分からない程に世界は荒れているし色々と見てはいけないモノを見てしまった結果本気でヤバいと気付いてしまった。
そんな一歩間違えれば人類が滅びる可能性はいたるところにある地獄なような世界で主人公は必死に生きようと頑張っています。
当面の目的は安全安心で最低限の文化的な生活を営む事。
だがノヴァが目指している生活はポストアポカリプスな世界において黄金以上の価値が在る事を正確に理解していない。
◆ポチ
最初期の相棒かつアニマルセラピー要員、賢く良い子で人懐っこいがノヴァの敵には容赦しない。モデルは例の犬肉。序盤で合流、名前は無く腹が減って飢え死にしそうな所で主人公とエンカウント、分類としては野犬であるがお腹が一杯になったことでノヴァに付いてくるようになる。
賢いワンコ、撫でられるのが好きになった。
好感度が一定以上になる相手をぺろぺろと舐める。
◆ルナリア
ノヴァを一目で見た瞬間にパパと呼んだ少女であり治療と保護を続けた結果、ノヴァは少女のパパになった。
彼女は何処にでもいる普通の女の子……ではなく失敗作のクリーチャーを母体にして生まれた異端の子。
ウェイクフィールドを武装占拠した白衣の集団によって計画的かつ効率的に行われた人の繁殖の産物。
使い捨ての母胎、胎児への悪影響を全く考慮せずに行われた遺伝子操作と投薬によって急速に成長させられ出産と同時に隔離、その後は最低限の育成期間を経て素材として消費される運命であった。
だがクリーチャーの暴走のどさくさ紛れる様にルナリアは施設から逃げ出した。
特殊な生まれ方をしているため不思議な能力を持っているとか……。
パパであるノヴァが大好きである。
◆一号デイヴ
『修理再生センター』で出会った最初のアンドロイド。
工場の維持管理を目的に運用されていた民生用アンドロイドであり同シリーズは連邦の各工場で数多く採用されるほど信頼と実績のある手堅いアンドロイドであった。
人型ではあるがフレームや外装が剥き出しであり単眼カメラが特徴であるなど可能な限りのコストを抑えた結果、廉価な価格で市場に出回り一時期はベストセラーになった。
ノヴァと遭遇時はウイルスに侵され工場を無意味に徘徊、人間を見つけたら襲うように汚染されていた。
しかし辛うじて残っていた機能を総動員してノヴァを工場から逃げる様に説得をした事で達磨にされてお持ち帰りされた
Version1
工場遭遇時、長年整備されなかったため機体各所が錆びついており満足に動けない。それでも膂力は人間以上なので捕まると人外の力でボコボコにされて殺されるだろう。
Version2
ノヴァによって四肢を破壊された達磨状態。それでもウイルスは除去できたので思考能力が戻っており最初期におけるノヴァの拠点の監視を任された。
Version3
間に合わせの四肢で五体満足になった。
性能は低く戦闘には不向きであるが拠点の管理には十分なので満足している。
Version3.5
機体の乗り換えをノヴァに提案されるが断るが代わりに当時の身体を再現してもらった。
ピカピカで滑らかに動く身体に
◆二号:サリア
ポチによって生首状態であったのを拾われて二番目に捕獲されたアンドロイド。
崩壊前の世界において開発された高級機体であり非常に高性能なアンドロイドであった。
だが世界崩壊とその後の放浪世界によって機体はボロボロ、合流した集団におけるリーダーであった軍用アンドロイドにより機体を完膚なきまでに破壊され放置された。
再起動と新しい機体、そして自分を破壊した軍用アンドロイドへの復讐に協力してくれたノヴァに忠誠を誓っている。
また後日妹も再起動してくれたので忠誠心が更に上昇、身の回りのお世話に始まり護衛も行うなど常にノヴァの傍にいる。
ヤンデレではない、ヤンデレではない……筈。
Version1
首から下が無い生首状態である為何も出来ない。
また顔を覆っていた合成ゴムのスキンが殆ど剝がれてしまい色々と剥き出しになっていた。実にホラーな見た目であった。
Version2
取り敢えず使用可能なンドロイドの身体を集めて作った急造品の身体であり性能は下の上程度はある。
それでも身体全体がボロボロでありホラー映画に出てきそうな姿をしている。
Version3
第1世代の機体に戦闘用の調節を加えたモデルに換装。
動きも滑らかになりノヴァの護衛も可能になった。
Version4
第2.5世代に換装。
ノヴァの身の回りのお世話から護衛まで可能となったがエイリアンとの戦闘により大破。
Version5
第4世代に換装。
そこら辺の雑魚ミュータントが相手であれば素手で殴り殺せるゴリラと化した。
顔と身体の造形はサリア自身が手掛けておりクールビューティーに仕上がっている。
◆三号:マリナ
サリアの姉妹機にあたり世界崩壊後もサリアと共に放浪を続けて来た。
しかし軍用アンドロイドに手によって機体を破壊され生首状態でオブジェと化していた。
その後ノヴァによって再起動、対人能力を重視した設定と能力によりノヴァを言いくるめてアンドロイド勢力の交渉担当の地位をもぎ取った。
性格は明るくお調子者、しかし親しみ易い笑顔は裏では幾つもの計画を同時並行で進めるやり手のアンドロイド……、である筈だがノヴァのやらかしにより計算外が頻発。
多大なストレスの代償としてノヴァに特別手当を請求している。
苦労人担当。
Version1
サリアと同じ生首状態。
それでも口は問題なく動いたのでノヴァを言いくるめる事が出来た。
Version2
第3世代のプロトタイプに換装。
機体出力よりも可能な限り人に近付ける事を目的としているため量産型第3世代と比較すると出力は若干落ちている。
それでも移動や交渉には十分であるため本人は満足している。
◆四号:アラン
サリアとマリナの機体を破壊した元軍用アンドロイド。
崩壊した世界でも生存目指して活動を続けていたが長年犯されたウイルスと機体の劣化によって思考の半分以上が狂っていた。
だがノヴァによって復活したサリアによってボコボコにされて生首にされた。
その後はノヴァの手元で保存され軍用の戦闘プログラム等を抽出されていたがサリアの提案によって再起動を果たす。
元軍用アンドロイドであり諜報を行っていた経験を活かして新しい機体を使って人間社会における諜報活動を担当する。
Version1
軍用機体であり民生用アンドロイドよりも高性能。
しかし長年メンテナンスを受けられなかったため機体はボロボロになり機体性能は大幅に低下した。
復讐に来たサリアによって機体をバラバラにされ生首状態される。
正しく因果応報である。
Version2
第3.5世代の栄えある第一号機のモデルに換装。
見た目はノヴァの趣味に全振りしたムッキムキのボディービルダー体型の殺人マシーンである非常に目立つ。
とても目立つ機体であり潜入に不向きであるとアランは抗議しようとしたが非常に高性能かつ人間社会に直ぐに溶け込めたので諦めた。
なお別の予備機体はそれぞれムキムキの禿頭や顔の濃いおっさん等々、ノヴァの趣味全振りの洋画セレクトされた機体があるとかないとか……。
◆五号:
ノヴァが内政関係の仕事を補佐させるために作った政策立案支援人工知能。
専用の機体を持たず本体は拠点内にある演算室の中にある。
しかし生まれたばかりでありノヴァが求める性能には届かず、また参考となる情報が真っ赤な思想に偏っていたなど前途多難の誕生であった。
それでもノヴァは解体せずに気長に学んでいこうと言ってくれたのでノヴァと一緒に日々勉強……である筈がノヴァのやらかしにより色々と急速に成長してしまった。
正式な名前はまだ付けられていない
Version1
カメラとマイク、スピーカーが付いただけの小さな肩乗り端末を遠隔操作している。
戦闘能力は皆無であるが端末が接続された兵器の遠隔操作が可能。
アンドロイドの機体◆世代別
第1世代
ノヴァが設計製造した最初の機体。
性能で言えば大戦前のアンドロイド機体と比較すれば低性能である。
だが一番重大なポイントは企業を問わずに現存する全てのアンドロイドに適合可能な機体である。
また可能な限りコストを抑えて生産された為フレームやケーブルが剝き出しになっているなど間に合わせの機体感が強く出ている。
第2世代
第1世代の機体の順当に発展させて性能向上を果たした機体。
機体特性は大きく変わらず剝き出しであったフレームやケーブルは外装によって保護され各関節の出力も向上を果たした。
拠点の生産能力の向上によってこれがアンドロイドの基本的な機体として定められた。
第2.5世代
第2世代の機体を戦闘用に調整した機体。
センサーの強化、四肢の大型化や出力の高いモーターを採用する事で過酷な戦闘を行えるようになり機体によっては大型武装を機敏に扱えるようになった。
主に拠点の戦闘部隊に優先的に配備されている。
第3世代
大戦前の連邦で構想だけに留まっていた人工筋肉を用いたアンドロイド機体。
従来のモーター駆動ではなく通電によって伸縮する人工筋肉を駆動装置として採用、より人間に近い可動を可能となり従来のモーター駆動よりも出力が上昇した。
さらっとノヴァが実現したが本来であれば膨大な特許が発生する代物である。
また疑似皮膚によって一目では人間と見間違うほどの顔の造形が可能である。
第3世代であるが人工筋肉を採用したせいで配備数はまだ増えておらず、また試作機的な側面もあるので拠点において上級資格を持つアンドロイドに優先的に配備されている
第3.5世代
第3世代を基本として強固な金属骨格と強靭な人工筋肉で製造された機体に疑似生体スキンを被せたとんでもない代物。
疑似生体スキン内には血管が走り、適切な栄養補給があれば自己修復が可能という某映画から出てきた様な機体である。
コードネームは
疑似生体スキンは不本意ではあるがエドゥアルドの研究データを流用して培養された。
無機物で作られた骨と筋肉を有機物の衣で覆い隠した機体。
人に紛れ、人の隣を歩き、人を探る為に作られた身体である。
栄えある第一号機のモデルになったのはノヴァが好きな映画の一つで、とある暴走した人工知能が未来の抵抗軍のリーダーを抹殺する為に過去に送り込んだムッキムキのボディービルダー体型の殺人マシーンである。
第4世代
疑似生体スキンが思いの外使えたため第4世代では全面的に採用。
第3.5世代を基本として機体出力は其のままに稼働時間を延長する為に新型バッテリーを採用。
文字通り人と全く見分けがつかない機体であるが試作として1機のみしか現存せず、現在は機体が大破したサリアの専用機体となっている。
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