とある事件の事件録

結城 優希@毎日投稿

とある事件の事件録

 朝、高校の制服から破裂音がした……

 

 こんな話の導入、意味わからないだろう。安心してください、僕もです。少しこの時点から遡ればわかっていただけるだろうから、破裂音がした時に僕が何をしていたか語ろうと思う…


遡ること数分前

 いつも通り学校に行く準備を終え、靴下を履こうと絨毯の上に座り込んだ。その瞬間...


"パンッ"

 「は!?」僕はこの時唐突に嫌な予感がした。この後起こるであろうことをなんとなく察せていたのだ...(あ、これ制服破けたかも...)


 悪い予感程よく当たるものだ。制服を脱いで確認すると制服のケツ部分にはデカデカと15cm程の裂け目があった...


「父さん、制服が破けちゃったわwww」


「破けたのはしょうがないけど行くしかないんだからそのまま行きなさい。パンツは黒だし見えないだろ。」


「いやいやいや、そういう問題じゃないだろ…

言葉ではいえないけど何かを失う気がする。」


結局、制服の中に黒の短パンを履いて1日過ごした。長々と感想を言うようなことでもないので、別に見られて笑われているわけではないのにめちゃくちゃ恥ずかしかったとだけ言っておこう。[完]


あとがき

また、このようなことがあれば、2話を作るつもりだが、僕としては2話を作るようなハプニングが今後ないことを切に祈っている……

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