第4話 本を読め委員会

ハンマードは激怒した!


「ハァァァァァァァァァ?テメェ、俺を支えてくれた今までの方たちをバカと言うのか!

こりゃもう許せねぇ。○ね!」


彼はハンマーを振り回す!モコローは彼に向かって、指を銃のようにし、彼を撃った。


「ばきゅーーーーーーーーん」

「舐めてんのかテメェ!」


その直後、モコローの頭にヘルメットが現れ、さらに工事現場で良く見る服が、体の周りに現れた。


「………え、変わった……?見た目が…」


ハンマードは絶句した。


「あぁ、指鉄砲で撃った奴の能力を使える能力なんだよモコローは。

ついでに見た目と性格が変わる」


ロックが冷静に解説するが、ハンマードは焦りを隠せない!


「ハァァァァァァァァァ?チートだろんなもん!!!!!!」


「おいさっきまでの冷静さとサイコパスをマネしてるのバレバレな態度はどうした」


「こ、こんな化け物生んだ奴はどこのどいつだ!!!!!!」


僕です。←作者


「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァこの、クソ人間ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



「おい兄ちゃん、あんま騒ぐなよ」



子供のようにわめき、泣いてじたばたするハンマードに、モコローは言った。


「え、声変わってね?」


「おいハンマー兄ちゃんよぉ、お前も良い年なんだし、喚くなよ……。

酒、奢ってやるよ」


「ァァァァァァァァァァァァァァァ、モコローさァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァん!」

「うっさ」


ヤベ、とりあえずァァァァァってやっときゃ良いって思われるって!


「お前が書いてんだろぉぉぉぉぉがぁぁぁぁ!!!!!!」


「ちょっと良いかね?」


本を持ったモンスターが来た。スーツを着ている。


「………どちら様です?」


「おっと、こりゃ失敬!私、本を読め委員会の者でございます。

ぜひ皆様に本を手に取っていただきたくて……」


どうやら何かの委員会の委員らしい。

ロックは言った。


「本なら読んでるぞ」

「では今日、何時間読みましたか?」


「え、0……」

「ダメですねぇ。最低5時間は読まないと………」


「無理だって!」


「しかし、本を毎日欠かさず読むことは、人生に教養と華やかさを増やすのと同じことです。

ぜひ、この紙をご一読を!興味を持たれましたら、この電波塔へいらっしゃってくださいね!」


委員はパンフレットのような紙を、ハンマードに渡した。


「…………え、場所は電波塔なのか?」


「はい。我々の本拠地でございます」


モコローは目を開くと、ロックに小声で話した。


「おい兄ちゃんよぉ、電気が止まった原因って、委員会そいつらの仕業じゃねぇか?」


「え、マジかよ。………確かにそうかもしれない」


ロックは委員に言った。


「……そのぉ、俺ら興味出てきました!その電波塔に案内してください」


「え、お前マジかよ」


ハンマードが驚いたような顔をし、彼をじっと見た。

モコローは事情をハンマードに話す。


「電気が止まった理由があの委員会かもしれねぇんだよ」

「ほう…………なるほどねぇ」


「え、興味が湧いたんですか⁉︎ありがとうございます!

早速ご案内いたします!」


委員は3人を連れて、公園の近くの林へ入っていった。

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