第6話 助けられた龍に今後の相談
ようやく、落ち着きを取り戻した和服姿の龍の美少女。
まぁ、切れそうになっていたのはどうやら僕の所為らしい、
なんでだろう?
僕は前世を含め。
人畜無害であり、 無病息災。
弱肉強食。
焼肉定食…………。
ん?
いや、ようするに人に害することなんてしたことなんて無い。
ないはずだよね?
多分、ないはず。
ともあれ、落ち着いた龍少女から聞いたところ。
僕は変人…………失礼な!
いや、まぁいいけど変な人らしい、
普通は天使なら、楽園で何不自由なく暮らすか。
下級天使(役所で働く天使)として働き徳を積み。
ランクを上げ最終的には 神候補や下級神になるという。
あれっ、
なのに、なんで僕は働いていたんだろう、働いた功績は徳にならなかったのかな。
ランク上がってないってことは。
あれ(百二十年)くらいじゃまだまだってことかぁ。
なかなか厳しい企業? みたいだね。
話がそれたけど。
そういえば思い出した。
確か、普通天使になると何か役に立つスキルがあるのに僕は、この僕だけ何のスキルもなかった。
―――だから。
そう、だからメガネ天使長が僕を雇ってくれたんだっ「んなワケあるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーはぁはぁ、お前はその糞メガネに騙され利用されてたんじゃ」
そうなのかな?
まぁ、すぎたことはどうでもいいや、
それに龍ちゃん(龍少女のことらしい)
あんまりカリカリして叫ぶと脳の血管が切れるよ。
うんうん、危ないよ。
血管切れたら下手すれば死ぬよ、
リラックス、リラックス――のんびりいこうよ。
「うぅぅ、おぬしと話してると頭がおかしくなりそうじゃ」
「失礼な、僕ほど人畜無害で無病s……いや害のない人はそうは――いや沢山居るよね、世界中に何千億・何万億人と「おるかぁぁぁぁぁ――――そんなに人口多くないじゃろう」
そうなのか?
ん? 地球の人口って何億だっけ?
いやここは異世界だからやっぱりそれくらいは居るよね、ねぇ?
――居ないらしい。
人口も地球の半分くらいらしく。
そのかわり魔族(亜人含め意思疎通できる種族)や野生動物、魔物(基本意思疎通できないもの)が人類と同じかそれ以上居るらしい。
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