エピローグ

決まりを作って物事を行うということが国に広がるにつれ、治安が良くなり、もめごとが起きにくくなってきた。

それを知った王は国を運営するについての決まりを作った。その法律は国を発展させるために王がブラギやススムに協力を仰いて作ったものでこれによってオーディン国は法治国家となった。


闘技場の大会も最初の大会のやり方だけでなく、競走を中心としたもの。長距離走など色々なものが行われるようになった。


ススム大会の運営の中心となって事に当たっていた。もう以前のようにおどおどしたススムはいない。「人に認められる」それがススムの自信となり、成長へと繋がった。


やがて軍から民へと競技は広がり、競技会の種目によっては民の参加も認められるようになった。


オーディン国は活気づき、栄えた。


王女の願いから始まった小さな一歩は、転移したススムの知識により国を変えるという一大事業へと繋がっていく。


すべては人の思いの力によって。









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ファースト・トーナメント 星之瞳 @tan1kuchan

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