第十一話、にゃ、にゃんで此処に王女様が?
僕とカルロが
いや、そんな事はこの際どうでも良い。今、重要なのは
「にゃ、にゃんで
「……先程は
「は、はぁ……じゃなくて!どうして王女様が俺の家に居るんだ⁉」
思わず、といった具合でカルロは
何故なら、つい先程国王からカルロの父親の
なのに、それにも
一体、どういう事だ?
そしてカルロの質問に、当の王女様は頬を僅かに
そんな王女様を見た僕とミーナは
「……実は、その件に関してお父様から
「で、伝言……?」
カルロのたじろいだ声に、王女様は
「はい、あんな
「は、はぁ……そうです、か」
「それで、私も出来る事ならカルロ様の
「えっと、それは一体どういう事だ……ですか?」
「……………………」
カルロの問いに、王女様は
これはもう
それを察したのはどうやらミーナも同じようで。ミーナは口の端を引き
そして、当のカルロもどう
とはいえ、僕だってどう反応したらいいのか分からないのは同じだけど。
そんな中、王女様はそっとカルロの目と鼻の先まで
「どうか、これからよろしくお
「え?あ、ああ……」
突然の発言に、カルロはうろたえてそう言う事しか
うん、えっと……まあがんばれ?
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