第四話、情報を集めるにゃ
あれから僕は
まず、カルロの剣について分かっている中で重要な情報は手の甲の
だが、現状何も分かっていないに等しい今は判断を
一つ、補足しておく。僕達ケットシーと呼ばれる
簡単に説明すると、本来は種族の違う他種と
その能力を使って僕は道行く鳥や野犬、蛇などから情報を
まあ、そんな能力を以っていても話にならない
まあ、その辺はカルロ達に会う僕にも
そんな日々を過ごし、やがて僕は一つの情報を耳にした。それは、大きな町にある神殿に飾られた
なので、僕は少しだけ話を聞きにいく事にした。
「……という訳で、少しだけ町の方へ行ってみようと思うにゃ」
「大丈夫か?町の、それも教会の連中は色々と
「大丈夫にゃ。色々と気を付けて、情報を
「……そう、気を付けてね?」
そうして、僕は二人に
・・・ ・・・ ・・・
カルロ達の住む家からほど
アリシエル教。光の女神であり創造神アリシエルを奉る一大宗教だ。敵対宗教に闇の神である機械神グラヌスを奉るグラヌス教が存在するらしい。
血と肉と魂を持って人が人らしく
機械と科学技術を以って
その対立構造によって、この世界は
と、此処までは町に居る人達に話を聞いた結果分かった事だった。
そして、僕は現在アリシエル教の
「……それにしても、どうしてアリシエル教の紋様がカルロの手の
と、僕はそう口にした。その時……
「
「うにゃ?」
背後から、
えっと、誰?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます