応援コメント

第52話:大逆事件(序)」への応援コメント

  • 大逆事件は様々な要因が絡み合っているため一言では言いにくい事件である、一つ言えるとすれば処置を間違うと余計に面倒が生じるという事である。
    アカや社会主義者、無政府主義者等の日本の歴史や文化を破壊する連中を退治する必要はあるが人間は自分の信じるものを弾圧されるとより強固に信奉するようになるため退治には細心の注意を払う必要がある。

    共産主義者や社会主義者等に多いに恐れられた特別高等警察は大逆事件が遠因となり発足している。
    仕事柄共産主義や社会主義の刊行物を漏らさずに収集しており大東亜戦争後に日本共産党が赤旗の復刻を試みた際に散逸した部分を特高の資料室から借りてきたというのは知ってる人は知っている追う側と追われる側の面白い関係の話です。

    作者からの返信

    ……どうしよう、ほぼ予測が貫通している(えぇ……)
    ごきげんよう、えねこでございます。
    本大逆事件の後始末次第によっては国家が傾きかねないのはその通りではございまして、故の平成現代者の投入もあるのですが(本当か?)、彼自身が果たして左翼どもにどのような捕物帖をするのか、そしていかにして思想を弾圧することなく、その上で大逆行動に対して引き締めを行うのか。
    ……氏のような英明な方は大体後の展開を、当返信で予期し得たかもしれませんが、最後にボルテールの言葉と「されている」ものを引用して終わろうと思います。
    「汝の意見には反対である、しかし我は汝の意見を言う権利ならば命を賭してでも護ろう」…本当にボルテールだったか(仮借含めて)どうかは、さておいて(おい)